授業詳細

CLASS


コミュニティナースってどんな人?〜まちで出会える看護師さんと見つけるわたしとあなたの自分らしさの処方せん〜

開催日時:2021年06月12日(土) 15時00分 ~ 16時30分

教室:コミュニテイレンタルスペースkabo

レポートUP

先生:西田悠一郎 / 看護師、保健師、介護専門員、コミュニテイナース、野遊びリーグ東海代表

カテゴリ:【大ナゴヤの日/くらし/コミュニケーション】

定 員 :8人

※本授業は「大ナゴヤの日」の授業として企画しております。毎月第二土曜日は参加費無料の授業として開催しています。
※集合場所:コミュニテイレンタルスペースkabo.

※本授業の抽選は2021年5月10日(月)に行います。(抽選予約受付は5月9日(日)23時までとなります)
※授業運営の都合上、当選後のキャンセルはご遠慮ください。しかしながら、体調面への不安などがある場合は、その限りではございませんので気軽にご相談ください。
※抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2021年6月11日(金)13時00分まで先着順でお申し込みを受け付けます。

※授業中は換気を徹底するなどして、感染対策に努めてまいります。生徒の皆様におかれましても、マスクの着用と手指消毒にご協力をお願いいたします。
日々の暮らしのなかで、あ〜、よわった。に出くわした時、気兼ねなく頼り、相談できる場所がありますでしょうか。あるいは、そんな友人を応援するには、自分にいったいどんなことができるだろうかと、考えたことはありませんか。

今日の授業は、豊田市のまちなかでコミュニテイナースとして活動する西田悠一郎さんにお話を伺います。
コミュニテイナースとは、病院ではなく地域に入り込み人とつながって社会課題を解決し、まちを元気にするひとのこと。

授業コーディネーターであるわたし自身が、新型コロナ禍での妊娠、出産を控え、当事者になって初めてわかる『孤立』を感じていました。体調が安定した今、あの鬱々とした日々の過ごし方に、もう少し違ったアプローチがあったんじゃないかな?そう探る中で、西田さんに出会いました。

フラットに誰かに悩みを聞いて欲しい。とくだん話をするわけでもないけれど、お茶に誘い出したい人がいる。こういった場所が身近に「ある」ということが、いざ何かに直面した時の一助になるのではないかと思ったのです。

とくにこの1年は、直接会って話すこともはばかられ、みなさんの中にも
思い当たる瞬間があるのではないでしょうか。

コミュニティナースって何者?いったいどんな人がやってるの?
専門知識がなくたって、だれかを応援できることはあるだろうか?

みなさんと一緒に、探ってみたいと思います。

<スケジュール> 
14:50 受付開始
15:00 授業開始、kabo.について
15:05 自己紹介
15:10 スタッフ紹介、授業コーディネーターよりご挨拶
15:15 コミュニテイナースとまちの保健室について
15:35 みんなの困りごとへ、できることを考えてみよう
16:15 まとめ
16:30 授業終了

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【感染症予防および拡散防止対策へのご協力のお願い】
・飛沫感染防止のため、授業中のマスク着用をお願いいたします。
・受付時の、検温と手指消毒にご協力ください。
・ご参加より14日以内に新型コロナウイルス感染症への罹患が確認された場合には、大ナゴヤ大学まで速やかにご連絡ください。また、濃厚接触者になった場合も同様とします。
・後日、参加者・関係者の新型コロナウイルス感染症への罹患が確認された場合には、保健所等の公的機関へ個人情報を提供することがあります。

下記に該当する場合、当日の授業参加をお控えください。
・37.5度以上の発熱がある、または発熱が続いている
・咳・くしゃみ・咽頭痛などの症状がある
・新型コロナウイルス感染症の陽性患者の濃厚接触者に該当する
・同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる
・過去2週間以内に入国制限、入国後の行動制限がある国・地域への渡航歴および当該地在住者との濃厚接触があった
・マスク未着用(2歳未満を除く)

【授業コーディネーター名】
うーな
コロナ渦の現在、何か困ったときに相談できる場所は身近にありますか?

豊田市にあるゲストハウス・コミュニティレンタルスペース「kabo.」にて、「コミュニティーナース」についての授業が行われました。



「コミュニティーナース」とは、地域の人の暮らしの身近な存在として『毎日の嬉しいや楽しい』を一緒につくり、『心と身体の健康と安心』を実現する人のことです。「ナース」といっても、医療従事者に限らず、さまざまな分野の方が自分の得意なことを活かして活動しています。

授業コーディネーターのうーなさんは、コロナ渦に妊娠、出産を控え、孤立を感じていました。ふとその時を振り返ってみると、困っているときに頼っていいなという人がもっと欲しかった、相談できる場所がもっとあればよかったなと思っているそうです。その想いを友人に話した際、教えてくれたのが、「コミュニティーナース」の存在。「kabo.」でやっているということを聞いて、今回の先生にお会いして授業にしました。



参加者のみなさんは、小学生から50代までと幅広い世代の方が参加し、看護師さんをはじめ、ゼネコン関係の方、障害福祉系の仕事をされている方などさまざまなバックグラウンドの方が参加されました。



先生の西田さんの話をまず聞きました。
西田さんは豊田市役所にて保健師として働いています。
小学校入学前に阪神淡路大震災を被災し、その後辛いことが多かったことから、看護の道へ進むことを決意したそうです。

保健師として疾病を抱えた方や介護が必要な方と関わるにつれて、疾病を抱えていてもその人らしく生きている人もいることに気づきました。その気づきをきっかけに、地域でのその人らしさを応援する予防的な関わり方できないかと思い、「kabo.」で「まちの保健室@kabo」と題し、コミュニティナースの活動を今年から始めました。



「まちの保健室@kabo」の活動で大切にしているのは「ポジティヴヘルス」という考え方。「ポジティヴヘルス」とは、社会的、身体的、感情的問題に直面した時に適応し、本人主導で管理する能力としての健康というコンセプトのことを指します。この考え方はオランダ発祥のもので、オランダではこの考え方をもとに施策が打たれています。

また、株式会社スノーピークが提唱している「野遊び」の考え方も大事にしているそう。外で遊ぶには、土砂降りの雨、強風などの課題に適応していくことが求めらることもあります。上から何かを押し付けず、楽しみながらやっていく姿勢が大事です。


「まちの保健室@kabo」は、コミュニティナース、ポジティヴヘルス、野遊び感があるような雰囲気づくりをうまく組み合わせて実施しています。



続いては、ワークショップの時間です。
コミュニティナースの日本の本場である島根県雲南市で行った「地域おせっかい会議」を例に、困ったことをみんなで出し合って、みんなでおせっかいを焼いてみます。

困っていることをまず付箋に書き出してもらいました。
・野菜が取れすぎる
・良いシャンプーを教えて欲しい
・カメラ仲間が欲しい
・セールスマンの断り方
・看護師体験をしたい
などなど。

その後、困ったことに対する解決方法を別の付箋で答えられるところを書いていきます。
特にシャンプーやセールスマンの断り方にはさまざまな解決法が書かれていました。

困ったことを自分で解決できなくても、他の人の知恵や人脈を介せば解決できるなということを実感しました。
また、困ったことに対して、自分が困り果てたりしんどい思いをずっと抱え続けたりすることがなくなるし、おせっかいしたい人がおせっかいできるという安心な環境ができるなと感じました。



とても暖かい場ができたと思います。誰でも困ったときに手を差し伸べれる、そんな場がもっと増えるといいなと感じました。



「まちの保健室@kabo。」は、「kabo.」にて毎月第2土曜・第4土曜日に開催しています。話を聞いて欲しい人、おせっかいを焼きたい人は是非訪れてみてはいかがでしょうか。



レポート:どぅー
カメラ:あいざわけいこ

※写真をクリックすると拡大します。


 

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先生

西田悠一郎 / 看護師、保健師、介護専門員、コミュニテイナース、野遊びリーグ東海代表

兵庫県出身。アメリカで出会った絵描きの父母が、昔ながらの日本に住みたいと足助に移住。野遊びしながら幼少期を過ごす。阪神淡路大震災をきっかけに医療を志し、大学卒業後に保健師として豊田市役所に就職。精神、難病、高齢者施策に携わる。多くの障がい者や難病患者、要介護者と接する中で地域の生活の中での予防的介入に関心を持ちコミュニティナース実践講座を受講。令和2年1月からまちの保健室をゲストハウスkabo.で開始。一般社団法人野遊びリーグ東海チームの監督として、「野遊び×健康×まち」事業を展開する。炎分補給を求めて焚火発作に襲われることが最近の悩み。 先生の詳細はこちら

今回の教室

コミュニテイレンタルスペースkabo

住所:〒471-0077
愛知県豊田市竹生町2-4-22
 愛知環状鉄道「新豊田駅」から 徒歩で約12分
 名鉄 三河線・豊田線「豊田市駅」から 徒歩で約8分
 TEL: 0565-77-7202

地図を見る

愛知県豊田市のまちなかにあった古民家を改修して作った
ゲストハウス×コミュニティレンタルスペースです。
大正時代から何度か改修や補強をされて現代に残る築90年を越える建物を、
古材を使いながら地域のみんなでリノベーション。

宿泊やコワーキングスペース、イベントスペースとして利用できるだけでなく、
気軽に立ち寄ることができる、まちのリビングです。

kabo.で出会った人同士でお互いのオススメを紹介し合い、
実際に地域の人に会いに行くそんなきっかけをつくれたらいいな、
とよたのまちをオモシロがる人が増えたらいいなそんな想いでkabo.ができました。

教室の詳細はこちら