授業詳細

CLASS


名古屋めし深堀り座談会~地元食文化の魅力を楽しもう!~

開催日時:2022年05月14日(土) 15時00分 ~ 17時10分

教室:名古屋市青少年文化センター 9階 第3研修室

レポートUP

先生: 河津一輝 / 大ナゴヤ大学 ボランティアスタッフ/授業コーディネーター

カテゴリ:【大ナゴヤの日/くらし/コミュニケーション/食】

定 員 :12人

※本授業は「大ナゴヤの日」の授業として企画しております。毎月第二土曜日は参加費無料の授業として開催しています。
※当日実費いただく予算:無料(授業後食事に行かれる方は飲食代実費)
※集合場所:青少年文化センター 9階 第3研修室
※感染症拡大、悪天候などの事情により、現地での開催が困難な場合は、ZOOMでのオンライン開催を予定しております。その際は前日までに別途、案内メールでご連絡させていただきます。

※授業運営の都合上、授業申込後のキャンセルはご遠慮ください。しかしながら、体調面への不安などがある場合は、その限りではございませんので気軽にご相談ください。
※2022年5月13日(金)13時まで先着受付いたします。

※授業中は換気を徹底するなどして、感染対策に努めてまいります。生徒の皆様におかれましても、マスクの着用と手指消毒にご協力をお願いいたします。
いまだに続く新型コロナウィルスの感染拡大により、まだまだ先の見えない昨今。しかし、その影響で自宅から近距離で行ける地域での観光、食べ物、文化の魅力を再発見して楽しむ「マイクロツーリズム」といった言葉も生まれてきました。

今回の授業は、こんなご時世だからこそ、地元名古屋の観光の代名詞である「名古屋めし」や地元のグルメを深堀りし、その魅力を語り合おうという授業です。

みなさんは「名古屋めし」と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか?
名古屋を語る上では欠かせない存在となっている名古屋めし。
しかし、名前は知っているけど詳しくない、実は食べたことがない…など、地元の食文化だからこそ、かえって本当の魅力を知らずに日々を過ごしているかも?

そんな知っているようで知らない「名古屋めし」の魅力について、皆さんと語り合えたら面白いはず!授業コーディネーターの私は、名古屋生まれの名古屋育ち。子供の頃から名古屋の食文化にどっぷり浸かっています!「名古屋めし」に関する以下のような情報をみなさんにお伝えします。

・知らないと恥ずかしい!?「名古屋めし」にまつわる情報を深堀り!
・名古屋めしの特徴、有名なお店を紹介。実はあのお店では、○○ができます。
・知る人ぞ知る!?雑誌であまり紹介されない名古屋のおすすめグルメを紹介。
・あなたの家庭にアレはある?みんなの食卓事情を話し合おう!

などを題材に、名古屋めしに対するイメージや、おすすめのお店の情報交換などを気軽に話し合って楽しい時間を過ごせたらと考えています。また、お気に入りの名古屋めし、地元のグルメ(東海圏のものなら何でもOK)や、みなさんの近所の行きつけのお店などの共有もできたらと思います。

名古屋めしについて深く知りたい初心者、逆に名古屋にずっと住んでいて、食べ尽くしたから語り合いたい方など、どなたでも参加大歓迎です!
あなたの何気ない「あのお店の名古屋めしは美味しかった」というお話や、「私のお気に入りの地元グルメ」などの情報が、他の参加者の名古屋ライフを変えるかもしれません!

授業が終わったら、会話の中で知った名古屋めしが無性に食べたくなるはず!
日常的すぎて普段話さない名古屋めしについて語り合える二度とない機会。

ぜひ一緒にお話しましょう。

●授業後について
今回の教室は名古屋めしのお店が沢山ある栄での開催です。授業後は希望する方で感染症対策に気をつけながら3~4人に分散して、実際に「名古屋めし」を食べにいきましょう!

※授業には女性スタッフも参加予定ですので、女性の方も安心してご参加ください。

<スケジュール> 
14:45 受付開始
15:00 授業開始 導入
15:10 自己紹介
15:20 名古屋めし談義開始
   ・名古屋めしの特徴は?
   ・主な名古屋めしについて語ろう
   ・推しのグルメ、お店はありますか?
16:50 まとめワークショップ&フリートーク
17:10 終了
※授業後、希望される方は名古屋めしを食べに行きましょう!

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【感染症予防および拡散防止対策へのご協力のお願い】
・飛沫感染防止のため、授業中のマスク着用をお願いいたします。
・受付時の、検温と手指消毒にご協力ください。
・ご参加より14日以内に新型コロナウイルス感染症への罹患が確認された場合には、大ナゴヤ大学まで速やかにご連絡ください。また、濃厚接触者になった場合も同様とします。
・後日、参加者・関係者の新型コロナウイルス感染症への罹患が確認された場合には、保健所等の公的機関へ個人情報を提供することがあります。

下記に該当する場合、当日の授業参加をお控えください。
・37.5度以上の発熱がある、または発熱が続いている
・咳・くしゃみ・咽頭痛などの症状がある
・新型コロナウイルス感染症の陽性患者の濃厚接触者に該当する
・同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる
・過去2週間以内に入国制限、入国後の行動制限がある国・地域への渡航歴および当該地在住者との濃厚接触があった
・マスク未着用(2歳未満を除く)

【授業コーディネーター】
河津 一輝
今回は、地元名古屋の観光の代名詞である「名古屋めし」や地元のグルメを深堀りし、その魅力を語り合おうという授業でした。コロナの感染状況も落ちついた事もあり、今回は名古屋市青少年文化センターの研修室で、実際に集まって感染症対策をしっかり行いながら、語り合いました。
まず、参加者の皆さんの自己紹介として、ご自身の名古屋との関係や、「名古屋めし」と言えばこれ!というものを教えていただきました。



名古屋圏に長く住んでいて、あまり知られていない名店を挙げていただいた方、自分の知らない名古屋めしを話し合ってみたいという方、最近名古屋圏に来たばかりでよく知らないので教えてほしいという方などが参加してくださいました。生まれも育ちも名古屋市の方、名古屋市ではないけど愛知県にずっと住んでいる方、名古屋に来たばかりの方もいらっしゃいました。



まずは、参加者の皆さんとスタッフで、少人数のグループに分かれて「名古屋めしの特徴」について語っていきました。
「名古屋めしと言われてまずイメージするもの」と各自付箋に書き、貼って行った後に、グループで話し合いました。
「みそ味」、「台湾○○」、「味が濃い」、「きしめん」、「ういろう」など、たくさんの意見が出ました。

そこで、 名古屋めしの特徴について、名古屋生まれ名古屋育ちの授業コーディネーターの河津さんが考えるものを教えていただきました。
名古屋めしの特徴として、全体的に茶色い(揚げモノ、赤味噌が多い)、麺類が多い(きしめん、台湾ラーメン等)、味つけが濃厚(赤味噌のせい)などを挙げてもらい、確かにと共感する方が多かったです。



次に、名古屋めしとは、定義が明確ではないため、人や団体などによって、変わっているのが現状のようです。一つとして、今年の2月まで「なごやめし総選挙」という名古屋めしの人気投票を実施されていた、行政及び関連団体で設立された「なごやめし普及促進協議会」では、「名古屋及び近郊で広く受け入れられ、愛されてきた地域独特のメニューで、家庭や飲食店で広く食されているもの」として定義しているそうです。 
授業コーディネーター河津さんの考える「名古屋めしの定義」とは、以下の3つでした。

① 確実に名古屋めし(観光客向け、メーカーに依存しない):エビフライ、味噌煮込みうどん、ひつまぶし、手羽先、味噌カツ、 きしめん、ういろう、あんかけスパゲッティ、名古屋コーチン料理、台湾ラーメン、天むす、小倉トースト
② 名古屋めしかと迷うもの(地元グルメ。B級グルメ):スガキヤラーメン、シロノワールなど。
③ 名古屋発祥のチェーン店:コメダ珈琲店、CoCo壱番屋、びっくりドンキー、世界のやまちゃんなど。
名古屋に来て2年半くらいの方やあまり知らない参加者さんにとっては、①のみが名古屋めしだと思っていました。

そこで!
今回の授業では、「名古屋めし」として一般的に名古屋めしと定義されているもの+名古屋圏の地元の人しか知らないグルメなども含めて、それらを私たちの「ナゴヤめし」として定義すべく、語り合ってみようというテーマが発表されました。
「主なナゴヤめしといえば?」「あなたの推しナゴヤめし、お気に入りのお店はありますか?」というお題について、グループに分かれて話し合い、その後全体でシェアをしました。



「主なナゴヤめし」について、河津さんよりプロジェクターでマインドマップを表示させ、例を挙げてもらい、参加者・スタッフ全員で話していき、盛り上がりました。



主なナゴヤめしの種類(手羽先、味噌カツ、あんかけスパゲッティなど)を再発見しただけでなく、由来やお店による特徴やクイズでより深く知ることができました。また、参加者の皆さんからお気に入りのお店を紹介をしてもらい、たくさん知ることができました。

一部として、きしめんの由来は諸説あるが、昔はキジの肉を入れたので「きじめん」からきしめんになったのではないかなどを知ることができました。参加者のみなさんの推しのきしめんのお店についてだけでも、人によって嗜好が異なり、さまざまなお店が挙げられました。

味噌煮込みうどんは、麺のコシが強く、ぐつぐつ熱いというのが特徴で、蓋に一旦移して食べるのが習慣になっているのではないかという話もでました。
ういろうは、こちらも由来は諸説ありますが、もともと薬であり、薬の苦さの口直しでついてきたおまけのお菓子といった説などがあり、ういろ・外良・ういろう餅とも呼ばれると言うということや、お店による特徴も知ることができました。
次に、「名古屋の家庭の食卓」について、河津さんより教えてもらいました。名古屋圏に住んだ期間が短い方には、新たに知ることが多かったと思います。長く住んでいる方にとっては、思い出話も出て話し合えたようです。
その一部に、冷やし中華にマヨネーズをかける、家庭の味としての鬼まんじゅう、味噌煮込みうどん、給食は名古屋牛乳で、メルミークは出てこなかった。味噌汁は赤だし、名古屋市はメキシコと姉妹友好都市で、タコスが給食に出たことがあった。漬物としては、守口漬、東海漬物のきゅうりのキューちゃんがあると教えてもらいました。
授業の最後はフリートークという形で、皆さんに今回の授業の感想や、話足りないことをグループ毎に自由に話してもらいました。



そして、今回の授業で挙がったナゴヤめしの中で、これは外せないという私達の名古屋グルメを「大ナゴヤめし」として、皆さんで定義してみました!
・コメダ珈琲店のシロノワール
・スガキヤラーメン
・あさくまのコーンスープ
・ラーメン福
・おにぎりの多司
・きしめんの㐂しや(きしや)
・JR名古屋駅のきしめん
・なごのや卵サンド
・あさくまのドレッシング
・あさくまのサラダバー
・川井屋のえびおろし
・大須ういろのチョコばななういろ(生産終了)

終わりに皆さんと、記念撮影しました。



WITHコロナの今、実際に会って、話し合うことができ本当に楽しい時間でした。
面と向かって話し合うからこそ、その方が伝えたい思いや熱量がより伝わってきました。
座談会終了後、参加者で希望の皆さん&スタッフで4人ずつに分かれて、ナゴヤめしを食べに行きました。これだけナゴヤめしについて考えて話した後に、皆さんで食べることができて、話が弾みました。美味しかったですし、新たな発見がありました。




最後に、授業の中で参加者の皆さんと作成した私達の推しの名古屋めし「大ナゴヤめし」等の情報一覧を掲載します。
興味のある「ナゴヤめし」がありましたら、皆さんも食べに行ってみてはいかがでしょうか。
また、この他にもご自分の「ナゴヤめし」を探してみるのも楽しいと思います。

・ラーメン福
https://ra-menfuku.com/menu/index.html
・筒井 松月(鬼まんじゅうが美味しい)
https://tabelog.com/aichi/A2301/A230106/23003019/
・あさくまのドレッシング
https://www.asakuma.farm/view/item/000000005136?category_page_id=ct41
・尾州早すし
https://www.handa-kankou.com/feature/bishuhayasushi/
・海老おろし
https://plus.chunichi.co.jp/blog/oinago/article/588/8654/
・きしや (㐂しや)
https://tabelog.com/aichi/A2301/A230106/23001708/
・なごのやの卵サンド
https://endojishotengai.com/menu/9.html
・天むす 千寿
https://www.esca-sc.com/shop_guide/100/
・大須ういろのチョコばななういろ(販売終了)
・米屋の手作りおにぎり多司(たし)
https://www.group-kyowa.com/tashi/

●居酒屋系
・忠助 (ちゅうすけ)
https://tabelog.com/aichi/A2301/A230101/23006500/
・串カツラブリー
https://tabelog.com/aichi/A2301/A230103/23008370/
・のんき屋
https://tabelog.com/aichi/A2301/A230113/23000077/
・大甚(だいじん)
https://tabelog.com/aichi/A2301/A230102/23000102/

レポート・カメラ:いくえ

※写真をクリックすると拡大します。


 

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先生

河津一輝 / 大ナゴヤ大学 ボランティアスタッフ/授業コーディネーター

1980年名古屋生まれ。約10年前、精神的に落ち込んでいるときに、近所のお寺で僧侶のお話を聞いて、仏教に興味を持ち始める。その後、様々な宗派の教えに触れるなかで写経の良さを体験し、2017年から年に一度開催される無料講座イベントで写経体験の講座を開催している。

今回の教室

名古屋市青少年文化センター 9階 第3研修室

住所:名古屋市中区栄三丁目18番1号 ナディアパーク内
デザインセンタービル7階~12階

最寄り駅:市営地下鉄 「栄駅」あるいは「矢場町駅」
教室までの行き方:徒歩5分
駐車場の有無:無


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最大46名収容可能な教室です。

注意事項:感染症対策のため、十分な距離をとって開催いたします。ご参加される皆様もソーシャルディスタンスの確保にご協力ください。