授業詳細

CLASS


繊維問屋街として賑わった長者町の今 〜アートと喫茶とまちづくりと〜

開催日時:2022年06月25日(土) 13時00分 ~ 15時00分

教室:長者町界隈

レポートUP

先生: 白石恭一 / 錦二丁目エリアマネジメント株式会社 コミュニティマネージャー

カテゴリ:【まちシル】

定 員 :15人

【参加費用】
お一人様:2,000円頂戴いたします。(保険料含む)集合時にお支払いください。

【集合・解散場所】※授業開始15分前から受付を開始します。
オリマチNishiki 1階「喫茶七番」前(名古屋市中区2-7-7)
※地下鉄桜通線「丸の内」駅6番出口より徒歩5分
https://goo.gl/maps/hweecDDL1FgQWJy66

※当日はイヤホンガイドを使用します。ご自分のイヤホンをお持ちの方はご持参ください。
※申し込んだ授業をキャンセルされる場合、キャンセルポリシーに基づきキャンセル料が発生します。詳しくはこちらのQ&Aをお読みいただき、申し込み前に必ずご確認ください。
※感染症予防および拡散防止対策への取り組みに関しては、「感染症予防および拡散防止対策への取り組みについて」、申し込み前に必ずご確認ください。

※本授業は、2022年6月24日(金)12時まで先着受付いたします。
「まちシル」は「歩くまちには、何がある?」をキャッチコピーに、まちを知ることを楽しむまち歩き形式のプロジェクトです。身近にあるまちのおもしろさを、さまざまな視点から見つめます。

地下鉄「伏見」駅から「栄」駅へ歩いた先にある、長者町通り。
大きく掲げられた「長者町繊維街」の看板は、オフィス街のアクセントになっています。その名の通り、長者町は戦後有数の繊維問屋街として賑わっていました。
個人的な話になりますが、実は、私の祖先も、長者町で問屋をしていたそうです。

バブル崩壊とともに繊維問屋は減少。仕事を失ったことでまちを去る人も多く、かつての勢いはなくなったかのように思われました。しかし、2010年にあいちトリエンナーレの会場となったことでまちにアートが溢れていたり、おしゃれで個性的な店舗が集まっていたり…「どこか懐かしい空気感が残りながらも、新しく生まれ変わり、今は老若男女問わず人々が集まっている場所」という印象があります。

一度は賑わいを失った長者町。まちの人は、どんな思いで復活させたのか?
これから先の長者町は、どうなっていくのか?
そもそも、長者町のまちづくりって何をしているのか?

そんなハテナに答えてくれる(?)のは、長者町のあるエリア「錦二丁目7番地区」のまちづくり・地域活性化に関わる「錦二丁目エリアマネジメント株式会社」の白石恭一さん。
広報・企画・運営を担当している白石さんに、長者町の現在を案内していただきます。

今回の授業は、白石さん自らが店長を務める「喫茶七番」からスタート。現在、6月上旬のオープンに向けてクラウドファンディング中です。(5月20日まで)
https://camp-fire.jp/projects/view/570836


店内を見学したのち、白石さんたちが運営する生活支援施設「スペース七番」へ移動し、長者町のまちづくりの取り組みについて紹介。その後、実際にまちを歩きます。

取材中おどろいたのは、さまざまな年齢の方が白石さんに「恭ちゃん」と声をかけていること。「まちの人は、みんな家族のように接してくれるんです」人と人とのゆるやかなつながりが、長者町というまちの魅力なのかもしれない、と感じた瞬間でした。

参加してくださった生徒さんには、喫茶七番で使えるうれしいおまけも!
まち歩き後、コーヒーを飲んでゆっくり一休み…そんなひとときも楽しめそうです。

<当日のスケジュール>
12:45 受付開始 (集合場所:オリマチNISHIKI 1階「喫茶七番」前)
13:00 授業開始(「喫茶七番」店内見学→スペース「七番」へ移動)
     ・長者町ってどんなまち?
     ・今、どんなふうに変わっているの?先生より解説

     まち歩きスタート!(緑に溶け込むベンチ→伏見地下街→長者町コットンビル→愛知トリエンナーレ作品群→ゑびす菜園→伝馬会所 札の辻跡→桜天神社→ストリートウッドデッキ→スペース七番)
15:00 授業終了・解散


【授業コーディネーター】小林つぐみ
6月25日(土)の13時から、まちシル授業「繊維問屋街として賑わった長者町の今 〜アートと喫茶とまちづくりと〜」を開催しました。

先生は、錦二丁目エリアマネジメント株式会社(以下:エリマネと表記)の白石恭一さん。「木質化プロジェクト」の法被を着て登場です。

授業の前半は、エリマネが運営する新たな会所「スペース七番」で長者町の概要と、エリマネが長者町のまちづくりにどう関わっているか説明。
前半のお話を受けて、いざまち歩きへ!
過去10年間のアート作品の紹介から、まちづくりとまちの人との関係、あちこちにあるベンチの工夫、長者町の歴史までたっぷり知ることができました。

清洲越しから繊維問屋の発展、戦後〜2000年代、そして現代。変化する時代に合わせるように姿を変える長者町のこれからが楽しみです。


















※写真をクリックすると拡大します。


 

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先生

白石恭一 / 錦二丁目エリアマネジメント株式会社 コミュニティマネージャー

名古屋・東京の飲食業界で約6年間働く中で関わった愛知県 岡崎市の社会実験やD&DEPARTMENT株式会社に入社したことをきっかけに、まちづくりに興味を持ち、思い切って不動産会社へ転職。2021年、食と街の業界で得た多数の経験を活かし2022年にオープンする、まちづくり拠点 喫茶七番の運営を担うため、錦二丁目エリアマネジメント株式会社へ入社。現在は拠点運営に携わりながらも、各種プロジェクトのマネジメントや企画、広報を務めている。また、NPOとして他地域のまち育て活動や公共事業等に関わるWSの運営に携わっている。

今回の教室

長者町界隈

住所:名古屋市中区錦2丁目
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日本三大繊維問屋街のひとつ。2010年にあいちトリエンナーレの会場にもなり、アートのまちとしても知られている。