授業詳細

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個性派物件の大家さんがまち案内!清水〜尼ケ坂の空き家再生店舗と、“もったいない”空き家めぐり

開催日時:2022年10月15日(土) 13時00分 ~ 15時00分

教室:清水〜尼ケ坂エリア

レポートUP

先生: 小田井 孝夫・康子 / LOOK BOOK

カテゴリ:【まちシル】

定 員 :15人

【参加費用】
お一人様:2,000円頂戴いたします。(保険料含む)集合時にお支払いください。

【集合・解散場所】※授業開始15分前から受付を開始します。
集合場所:名鉄瀬戸線「清水」駅 改札口前
解散場所:まなみ古書店(名古屋市北区清水5-21-4)

※当日はイヤホンガイドを使用します。ご自分のイヤホンをお持ちの方はご持参ください。
※申し込んだ授業をキャンセルされる場合、キャンセルポリシーに基づきキャンセル料が発生します。詳しくはこちらのQ&Aをお読みいただき、申し込み前に必ずご確認ください。
※感染症予防および拡散防止対策への取り組みに関しては、「感染症予防および拡散防止対策への取り組みについて」、申し込み前に必ずご確認ください。

※本授業は、2022年10月14日(金)12時まで先着受付いたします。
「まちシル」は「歩くまちには、何がある?」をキャッチコピーに、まちを知ることを楽しむまち歩き形式のプロジェクトです。身近にあるまちのおもしろさを、さまざまな視点から見つめます。

名古屋市北区の清水〜尼ケ坂エリアで、最近、“何か”が起こっているのを感じていました。今まで空き家だった建物に、次々と個性的な店が入居しているのです。聞くところによると、これらの物件を管理するご夫婦が、店を開きたい若者たちと物件をつなぐ空き家再生の活動をしているとか……

ということでお会いしに行ったのが小田井孝夫さんと康子さんご夫婦。おふたりは2020年に東京から帰郷し、一家が代々管理していた周辺の物件を引き継いだのだそう。そこで、空き家物件をイラストで紹介する冊子「NAGOYA AKIYA LOOK BOOK」を制作。空き家を新たな可能性の場ととらえ、やりたいことや夢がある人に入居してもらおうと各地のイベントに足を運び、LOOK BOOKを配布してきました。

今回のまち歩きでは、小田井さんご夫婦を先生に迎え、清水〜尼ケ坂エリアに眠る空き家と、空き家を再生して新たな営みを生み出している店をめぐります。

まずは名鉄瀬戸線「清水」駅を出発して、まちの様子を感じながら歩みを進めます。

最初に訪れる「大杉の四軒長屋」は、LOOK BOOKの理想がいち早くカタチとなった、空き家再生の第1号物件。コロッケグランプリ金賞受賞の「コロッケ屋みね」は毎週末客足が絶えず、スパイスカレーが売りの呑み処「尼ヶ坂 ケケ」も人気店として定着。残りの二軒もクレープ屋、子供アートスクールが近日中にオープン予定と、まちの活性化の大きな原動力となっています。
※「コロッケ屋みね」にて、バタコロおひとつサービス!

続いての「白サッシ倉庫」は、家具職人のアトリエに併設して、名古屋在住のある著名アーティストがギャラリー・スペースを画策中とのことで、これも見逃せません。

昭和30年から続く「金城市場」は、長いあいだ精肉店を1軒残すのみの状態でしたが、既存のモノを独自のアートワークで再生させる制作ユニット「HOME ECONOMICS EXPERIMENT」のショールームがエントランス付近にオープン予定。いよいよ市場復活への第一歩を踏み出します。

また「清水の五軒長屋」には、個性的な音楽イベントの企画もしている珈琲豆店「コーヒームテ」が入居しDIYで地道に改装中。大須で人気の古着屋さんも2号店の店舗として同長屋に入ることが決まりました。

そして最後は、築62年の木造平屋を改造した「まなみ古書店」へ。所狭しと書物が積まれた店内は、絵本や児童文学を中心に、若い女性店主の世界観が反映されています。

「新しくできた店やコミュニティから、まちの風向きは変わりつつある」と小田井さんご夫婦。しかし清水〜尼ケ坂エリアには、おふたりが管理する物件のほかにも、まだまだ空き家がたくさんあるといいます。そうした第三者の空き家物件にも、LOOK BOOK的なアプローチは浸透するのか?

空き家が点在する変わらない風景、そこから生まれた微かな変化の兆しと課題。そんなこのまちの今を目撃したい人、空き家で何かやってみたい人、みなさんのご参加お待ちしています!


<当日のスケジュール>
12:45 受付開始(集合場所:名鉄瀬戸線「清水」駅 改札口前)
13:00 授業開始
     小田井さんから見た清水〜尼ケ坂エリアってどんなまち?
      空き家再生の活動、LOOK BOOKについて紹介
     まち歩きスタート!(清水駅を出発→「SAKUMACHI商店街」や「久国寺」を通りながらまち案内→大杉長屋(​​「コロッケ屋みね」のバタコロおひとつサービス!)→白サッシ倉庫→金城市場→清水長屋→まなみ古書店)
15:00 授業終了・解散

【授業コーディネーター】齊藤美幸
10月15日(土)の13時から、まちシル授業「個性派物件の大家さんがまち案内!清水〜尼ケ坂の空き家再生店舗と、“もったいない”空き家めぐり」を開催しました。

先生は、小田井孝夫さんと康子さんご夫婦。お二人は、清水〜尼ケ坂エリアに眠る空き家と場を持ちたい人をつなぐ活動をしています。

人を引き寄せるオーラを出している「空き家」をめぐりつつ、小田井さんの活動を通じて、このエリアでお店をはじめた「コロッケ屋みね」さんのバタコロをいただいたり、「まなみ古書店」さんでお買い物したりと楽しい時間を過ごしました。

清水〜尼ケ坂のエリアには、「金城市場」はじめ魅力的な「空き家」が多数存在しています。そこに人が関わることで、このまちがどのように変化していくのか楽しみです!




















※写真をクリックすると拡大します。


 

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先生

小田井 孝夫・康子 / LOOK BOOK

2020年に北区清水〜尼ケ坂の空き家をまとめた小冊子「NAGOYA AKIYA LOOK BOOK」を制作。手描きによる商品カタログ風の紙面が一部で評判を呼び、「コロッケ屋みね」「尼ヶ坂 ケケ」「まなみ古書店」といった個性的なショップが、空き家を改造して次々とオープン。古い町並みが残る下町エリアに新風をもたらしている。 ■公式Instagram  @2020_akiya_lookbook

今回の教室

清水〜尼ケ坂エリア

住所:名古屋市北区大杉・清水周辺

名鉄瀬戸線「清水」駅までは「栄町」駅から4分と、栄エリアからもアクセスしやすい距離。清水駅〜尼ケ坂駅の駅周辺だけでなく、今回はもう少し北上した大杉・清水周辺の住宅街の中まで歩きます。