授業詳細

CLASS


記者と一緒に聞く!まちで活動するあの人の「その後の話」〜soiro living 松本啓太さん〜

開催日時:2023年03月11日(土) 10時30分 ~ 12時00分

教室:soiro building 3階イベントスペース

レポートUP

先生: 松本啓太 / soiro living

カテゴリ:【大ナゴヤの日/くらし/コミュニケーション】

定 員 :8人

※本授業は「大ナゴヤの日」の授業として企画しております。毎月第二土曜日は参加費無料の授業として開催しています。

※感染症予防および拡散防止対策への取り組みに関しては、「感染症予防および拡散防止対策への取り組みについて」、申し込み前に必ずご確認ください。
※授業中は換気を徹底するなどして、感染対策に努めてまいります。生徒の皆様におかれましても、マスクの着用と手指消毒にご協力をお願いいたします。
※授業運営の都合上、直前のキャンセルはご遠慮ください。しかしながら、体調面への不安などがある場合は、その限りではございませんので気軽にご相談ください。

※本授業は、2023年3月10日(金)12時まで申し込みを受け付けております。
今回の大ナゴヤの日は、地域のハッピーニュースを届けるウェブメディア「名駅経済新聞」と「サカエ経済新聞」 の編集部がコーディネーターとなって授業を開催します!

広域名駅圏・広域栄圏に特化した情報を発信している、名駅・サカエ経済新聞。これまで取材を通じて、まちをフィールドに面白い活動をする人たちとの出会いがたくさんありました。
(大ナゴヤ大学についても、開校準備期から記事掲載をするなど深い関わりがあります)

そこで今回は、名駅・サカエ経済新聞の編集部が今後も追い続けたい人・もっとみんなに知ってほしい人に会いに行き、「その後の話」を聞こう! という授業を企画することに。

さてさて、それでは誰に会いに行こう? と考えたときに思い浮かんだのが「新大門商店街」で活動する人たちです。

中村遊廓跡にあるこの商店街周辺では、DIY・リノベーションなどを行う会社「soiro living(ソイロリビング)」が運営する「soiro building(ソイロビルディング)」、紅茶専門店「Teapick(ティーピック)」、子どもも大人も集える「みんなで駄菓子屋 (仮)」など、ユニークな店に取材をしてきました。

なかでも、DIYショップ・工房やカフェが入るソイロビルディングには、過去3回の取材を重ねてきました。空き店舗を活用して開業したティーピックと駄菓子屋の改装にも、実はソイロメンバーが携わっていたのだとか。

その人自身のエピソードだけでなく、地域の店・人との関わりについてもお話が広がりそう! ということで、今回「会いに行く人」はソイロリビングの松本啓太さんに決まりました。

現在改装中(授業までには完成予定!)のソイロビルディング3階イベントスペースで、活動を始めたきっかけから振り返り、ビルをオープンしてからこれまでのこと、商店街との関わり、これからのビジョンなどを聞いてみましょう。

そして、せっかくなら授業に参加する生徒さんも、松本さんに気になることを質問してみてください。
(一人だと聞きづらいことも、授業の場でなら質問しやすいかも!?)

ざっくり言えば「公開インタビュー」ですが、気軽におしゃべりするような雰囲気で、楽しく取材を体験できる場になればと考えています。

最後は、授業内で聞いたお話の内容に「タイトル」をつけて、みんなでシェアしましょう。さまざまな話題の中から何をピックアップするか、わかりやすく伝えるためにどんな言葉選びをするか考えることで、ちょっとだけ記者気分を味わってもらえたら嬉しいです。

<スケジュール> 
10:15 受付開始
10:30 授業開始、まずは「soiro building」内を見学
10:45 みんなでインタビュー
11:30 インタビューで聞いた内容に「タイトル」をつけてみよう
11:40 つくったタイトルをシェア
11:50 授業の感想をシェア
12:00 終了

【授業コーディネーター名】
名駅経済新聞・サカエ経済新聞 編集部

3月の大ナゴヤの日は地元×ハッピーニュースをテーマに活動しているウェブメディア「みんなの経済新聞(みん経)」のネットワーク「サカエ経済新聞 」「名駅経済新聞」の皆さんが企画。
名古屋市中村区の新大門商店街にあるDIY・リノベーションなどを行う会社「soiro living(ソイロリビング)」を運営する松本啓太さんを先生に、現在の活動や将来の動きなどを皆で聞いて深掘りしていく授業が開催されました。



9人もの参加がありました。大門エリアを訪れたことがあったから、DIYや木工に興味があるから、など参加理由はさまざまでした。
まずはビルの内部を見学。1階には予約制の工房が設置され、希望があれば何を作りたいのか、道具の使い方までサポートしてものづくりを体験できます。松本さん自身は内装工事・家具製作・リノベーションが専門であり、工房でのものづくりを通して、「世の中で一つしかないものをつくることができる」ことを売りとしています。



2階は空きスペース。2023年2月まではカフェが設置されていました。3階は工事中で、イベントスペース・テラスが設置される予定です。ビルの内部がわかったところで、松本さんにみんなでインタビュー。



聞いた内容を要約すると
家具の設計・デザイン・製造・マーケティングに前職で従事していた松本さん。このスキルを違うかたちで世の中に還元したいなと考えていたとき、新大門商店街に出会います。大門エリアの特性である「遊郭建築のある下町らしい街並み」「名古屋駅へのアクセスの良さ」などに面白さを感じ、この地に「soiro building(ソイロビルディング)」をオープンしました。
普段は、リノベーションや家具製作のほか、まちづくり活動に関わることも。
もともと、大門のまちを盛り上げたいという地元の方々の思いがあり、商店街では子ども向けのイベントが開催されていました。地域外の人にもこのエリアを知ってもらえる機会をつくろうと松本さんら実行委員が立ち上がり、路上だけではなく周辺の建物も使ったマルシェを企画しました。結果4600人もの多くの来場者数を集めたイベントとなりました。
この経験から、人とまちの接点を創出したいという思いが深まり、ソイロビルディング2階に「使いたい」人が使えるチャレンジショップを設ける計画を立てているそうです。

授業の最後に、インタビューの内容をコンパクトにまとめたタイトルをつけてみるというアウトプットをしてみました。参加者の皆さんの思い思いの切り口で、うまくまとまったタイトルが揃いました。



大門のまちを盛り上げ、まちを活用するために動く松本さん。これからソイロビルディングはどうなっていくのでしょうか。これからの動きに注目です。



レポート:どぅー
写真:やすえ

※写真をクリックすると拡大します。


 

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先生

松本啓太 / soiro living

前職で家具の設計・デザイン・製造・マーケティングなどを行ったのち、2021年1月にsoiro living 合同会社を設立。ユーザーと一緒に考える家や店舗などの企画から、リノベーション、家具・道具の製作・リメイク、DIYサポートまでを手掛ける。2021年4月に「soiro building」と同ビル内の「工房soiro」をプレオープンさせ、以降ビル全体をアップデート中。

今回の教室

soiro building 3階イベントスペース

住所:名古屋市中村区羽衣町30-4

※地下鉄「中村日赤」駅より徒歩9分、地下鉄「太閤通」駅(旧・中村区役所駅)より徒歩10分

地図を見る

屋上付き3階建て・築50年以上のビルを改装した施設。1階は木工加工の専用機や工具が利用できる「工房ソイロ」(2021年オープン)、2階はイタリアンレストラン「山田食堂」が運営するカフェ(2022年オープン)、3階は今年オープン予定のイベントスペース。