授業詳細
CLASS
写経で心穏やかに今年を締めくくる~筆ペンなぞり書きでカジュアル写経体験~
開催日時:2023年12月09日(土) 15時00分 ~ 17時10分
教室:大ナゴヤ大学・事務所
レポートUP
先生:
河津一輝 / 大ナゴヤ大学 ボランティアスタッフ/授業コーディネーター
カテゴリ:【大ナゴヤの日/カルチャー/くらし/歴史・文化】
定 員 :5人
※本授業は「大ナゴヤの日」の授業として企画しております。毎月第二土曜日は参加費無料の授業として開催しています。
※授業運営の都合上、直前のキャンセルはご遠慮ください。しかしながら、体調面への不安などがある場合は、その限りではございませんので気軽にご相談ください。
※2023年12月8日(金)12時まで先着順でお申し込みを受け付けます。
※筆ペン、写経用紙はこちらでご用意いたします。書き慣れている筆ペンのある方は持参していただいても結構です。
何かと忙しい昨今、文字を手で「書く」という時間が減っていませんか?※授業運営の都合上、直前のキャンセルはご遠慮ください。しかしながら、体調面への不安などがある場合は、その限りではございませんので気軽にご相談ください。
※2023年12月8日(金)12時まで先着順でお申し込みを受け付けます。
※筆ペン、写経用紙はこちらでご用意いたします。書き慣れている筆ペンのある方は持参していただいても結構です。
デジタル化が進む中で、文字を書くことは忘れられがちですが、
研究によると、集中して手書きをすることは、精神が安定するだけでなく、
記憶力や判断力の向上など、心と脳に良い影響を与えると言われています。
今年の「大ナゴヤの日」最後の授業は、なぞり書き用紙に筆ペンで集中して文字を書く「写経」を通じて、心が落ち着く時間を体験する授業を開催します。
写経とはその名の通り、お経を書き写すことで仏教伝来と共に日本で普及しました。
現代でも祈願目的の意味や行事などで、多くのお寺で写経が行われています。
写経体験というと、お寺の厳しい作法で緊張しながら行うというイメージを
お持ちの方もいるかと思いますが、最近では本屋や通販で、自宅で気軽に行える写経セットが販売されるようになり、写経はカジュアルなものとなりつつあります。
今回は、大ナゴヤ大学の事務所にて、リラックスした雰囲気のなか、
なぞり書き用紙を使って、練習感覚で気軽に写経体験をしてみましょう!
写経するお経は「般若心経」です。270文字程の短い内容ながら仏教の真髄を表している、ありがたいお経と言われています。
後半では日常を穏やかに過ごすための仏教的な考え方の話や、みなさんが忙しい日常の中で心を落ち着かせるためのストレス解消法などもシェアできたらと思います。
そして最後は、今年を振り返り、あなたの「今年を表す漢字1文字」を筆ペンで書いてみるワークショップも行います。
最近、気がついたらデジタル機器ばかり触っている・・・アナログな事をしたい!、
なんだか最近、精神的に疲れていて何とかしたい!など、
年の瀬を迎える前に、写経体験やストレス対策の学びを通じて心をスッキリさせ、
新たな一年を迎える準備をしましょう。
ぜひこの機会にご参加ください!
<スケジュール>
14:45 受付開始
15:00 授業開始、自己紹介
15:10 写経のやり方と般若心経について説明
15:30 写経体験開始
16:30 お話「日々を楽しく過ごす考え方」、おすすめのストレス解消法をシェア
16:55 1年を振り返るワークショップ
17:10 記念撮影、授業終了
【授業コーディネーター】
河津 一輝
大須にある大ナゴヤ大学の事務所で、「写経で心穏やかに今年を締めくくる~筆ペンなぞり書きでカジュアル写経体験~」授業が開催されました。先生は、ボランティアスタッフでもあり仏教に詳しい河津さん。
授業の始まりは、みなさんの自己紹介から。
「写経は初めてで、ずっと気になってました」、「本をかって筆ペンまで揃えたけど、結局一度もやらなかったので…良い機会だなと」、「写経が大好きで、お寺に訪れたときに書いています」、「書道教室に通っていたときに、そこのおばあちゃんに写経を習っていました」など、初心者からベテランの方まで幅広く参加されていました。
続いて、仏教や写経の説明が河津さんからありました。
写経(手で文字を書くこと)は、以下のような効果があるのだとか。
・何度も書写することで字が上手くなる
・集中力向上のトレーニング
・脳の活性化、認知症予防にも効果あり(※個人差あり)
「上手下手は、ありません。心を込めて丁寧に書き写すことが大事」と心構えを聞いて、写経にうつりました。今回は、「般若心経」を書き写します。
皆さん、黙々と書き写していて、あっという間に40分程が過ぎてしまいました。
「何も考えないで手を動かすことでのストレス解消になりました」、「最初の5、6行は丁寧に、途中からは『無』になっていく感覚でした」、「書いたことがない文字を書くことが面白かった」、「一文字ずつ、心を込めて書きました」など感想も様々でした。
休憩もかねて、河津さんから「推しの寺」・「仏教から学ぶ日々を楽しく過ごす考え方」のお話を聞いたり、皆さんの「ストレス解消法」を共有したりしました。
そして最後に、一年を振り返り「今年を表す漢字1文字」を筆ペンで書くワークショップを行いました。
「忙:仕事も推し活も楽すぎて忙しい。日々忙しく過ごせるのはいいこと」、「変:今年は、大ナゴヤ大学の授業に3回参加して、そこからいろいろと繋がった」、「新:新居に引越しました。仕事の面でも新しい技術を学び、評価してもらった」、「転:変化までいかないけど、転換期でした」など漢字を選んだ理由を共有しました。(ちなみに、私は「再:考え直す機会が多かった」にしました)
手で「書く」ことが減っている時代において、身体性を伴う「書く」という行為と「文字」について見つめ直す機会となりました。
レポート:大野嵩明
カメラ:どぅー
授業の始まりは、みなさんの自己紹介から。
「写経は初めてで、ずっと気になってました」、「本をかって筆ペンまで揃えたけど、結局一度もやらなかったので…良い機会だなと」、「写経が大好きで、お寺に訪れたときに書いています」、「書道教室に通っていたときに、そこのおばあちゃんに写経を習っていました」など、初心者からベテランの方まで幅広く参加されていました。
続いて、仏教や写経の説明が河津さんからありました。
写経(手で文字を書くこと)は、以下のような効果があるのだとか。
・何度も書写することで字が上手くなる
・集中力向上のトレーニング
・脳の活性化、認知症予防にも効果あり(※個人差あり)
「上手下手は、ありません。心を込めて丁寧に書き写すことが大事」と心構えを聞いて、写経にうつりました。今回は、「般若心経」を書き写します。
皆さん、黙々と書き写していて、あっという間に40分程が過ぎてしまいました。
「何も考えないで手を動かすことでのストレス解消になりました」、「最初の5、6行は丁寧に、途中からは『無』になっていく感覚でした」、「書いたことがない文字を書くことが面白かった」、「一文字ずつ、心を込めて書きました」など感想も様々でした。
休憩もかねて、河津さんから「推しの寺」・「仏教から学ぶ日々を楽しく過ごす考え方」のお話を聞いたり、皆さんの「ストレス解消法」を共有したりしました。
そして最後に、一年を振り返り「今年を表す漢字1文字」を筆ペンで書くワークショップを行いました。
「忙:仕事も推し活も楽すぎて忙しい。日々忙しく過ごせるのはいいこと」、「変:今年は、大ナゴヤ大学の授業に3回参加して、そこからいろいろと繋がった」、「新:新居に引越しました。仕事の面でも新しい技術を学び、評価してもらった」、「転:変化までいかないけど、転換期でした」など漢字を選んだ理由を共有しました。(ちなみに、私は「再:考え直す機会が多かった」にしました)
手で「書く」ことが減っている時代において、身体性を伴う「書く」という行為と「文字」について見つめ直す機会となりました。
レポート:大野嵩明
カメラ:どぅー
先生
河津一輝 / 大ナゴヤ大学 ボランティアスタッフ/授業コーディネーター
1980年名古屋生まれ。約10年前、精神的に落ち込んでいるときに、近所のお寺で僧侶のお話を聞いて、仏教に興味を持ち始める。その後、様々な宗派の教えに触れるなかで写経の良さを体験し、2017年から年に一度開催される無料講座イベントで写経体験の講座を開催している。
今回の教室
大ナゴヤ大学・事務所
住所:愛知県名古屋市中区大須3-42-30 ALA大須ビル201号室
※地下鉄上前津駅 8番出口 徒歩3分程
地図を見る
大ナゴヤ大学の事務所です。
大ナゴヤ大学の仲間が集まったり、
授業をつくったりする場所です。
ぜひお気軽にお立ち寄りくださいね!