授業詳細

CLASS


春の藤が丘で花見まち歩き!東山線の終着点を歩く~桜のトンネル、個性ゆたかなお店とソウルフードめぐりも~

開催日時:2024年03月31日(日) 10時00分 ~ 12時00分

教室:藤が丘界隈

レポートUP

先生: 片桐好章 / セレクトショップ「NEEDLE&THREAD(ニードルアンドスレッド)」、ライフスタイルショップ「Meji(メジ)」店長

カテゴリ:【まちシル/まち歩き】

定 員 :15人

【参加費用】
お一人様:2,000円頂戴いたします。(保険料含む)集合時にお支払いください。

【集合場所】
珈琲豆ストアコモン(名古屋市名東区富が丘69)
※地下鉄東山線「藤が丘」駅 北改札口から徒歩10分

【解散場所】
Meji

※当日はイヤホンガイドを使用します。ご自分のイヤホンをお持ちの方はご持参ください。
※申し込んだ授業をキャンセルされる場合、キャンセルポリシーに基づきキャンセル料が発生します。詳しくはこちらのQ&Aをお読みいただき、申し込み前に必ずご確認ください。
※本授業は、2024年3月29日(金)12時まで先着受付いたします。
まちシル」は「歩くまちには、何がある?」をキャッチコピーに、まちを知ることを楽しむまち歩き形式のプロジェクトです。身近にあるまちのおもしろさを、さまざまな視点から見つめます。

名古屋の東の玄関口、藤が丘。東山線の始発・終点であり、リニモやバスへの乗り換えでも多くの人が行き交うエリアです。駅前にはお店が多くにぎわいがある一方で、川や公園などゆったりと時間が流れる空間もあり、住宅地としても人気があります。

そして春には、一帯に咲き誇る桜が見頃に!実は藤が丘は、毎年4月上旬にさくらまつりも開催される“桜のまち”でもあるのです。今回は、春色の藤が丘でお花見まち歩き!
今回、約1年半ぶりに藤が丘をご案内いただくのはセレクトショップ「NEEDLE&THREAD(ニードルアンドスレッド)」とライフスタイルショップ「meji(メジ)」をご夫婦で営む片桐好章さん。

お店の運営のほか、藤が丘中央商店街振興組合で理事を務め、藤が丘駅近くで開催するマルシェ「early bird(アーリーバード)」を運営するなど、まちづくりにも精力的に携わっています。

スタートは藤が丘駅の北側にある「珈琲豆ストアコモン」さんから。
父子2代にわたり、およそ40年間コーヒーの焙煎を続けているまちの人から愛されているお店です。

「珈琲豆ストアコモン」さんを出発後は桜並木を通り、駅の周辺へと向かいます。

駅前の藤が丘名物のたこ焼き「いちから」さんや、この人なしでは地下鉄は誘致できなかった!という、とあるキーマンの像にも立ち寄ります。藤が丘のまちびらきのお話も地域の方から聞けるかも……?!

さらに藤が丘ならではの地下鉄車庫のある風景を見ながら歩き、美しく本が並べられている名物書店「千代の介書店」さんへ。

そして、再び桜並木を歩いてカツサンド「サピド」さんに向かい、最後は先生の片桐さんが営むライフスタイルショップ「Meji」さんへ。

到着はちょうどお昼ごろ。きっとお腹も空いている頃だと思うので、解散後は藤が丘のソウルフードを片手にのんびりお花見をしてみてはいかがでしょうか。

地下鉄開業以来、半世紀前から桜が植樹されている藤が丘。まち全体が桜に彩られた春の藤が丘で、個性ゆたかなお店や街並みを一緒に巡りましょう。

<当日スケジュール>
9:45 受付開始(受付場所:珈琲豆ストアコモン)
※地下鉄東山線「藤が丘」駅 北改札口から徒歩10分
アクセス:https://maps.app.goo.gl/Y9s3SVe7rF7hQQ1y9

10:00 授業スタート!
藤が丘ってどんなまち?先生より解説
10:15 まち歩きスタート(珈琲豆ストアコモン→桜並木→藤が丘駅→地下鉄車庫→千代の介書店→藤見が丘公園→カツサンドサピド→Meji)
12:00 授業終了


【授業コーディネーター】
イトウユキコ


3月最後の日曜日、名古屋市名東区の藤が丘駅周辺でまちシルを開催しました。
藤が丘でのまちシル開催は今回が2回目。先生は前回に引き続き、ライフスタイルショップmejiとNEEDLE & THREADをご夫婦で営む片桐好章さんと秀弥さんです。

今回、この季節に開催することになったのは、先生からの「藤が丘は桜のまちだから、春に開催するのはどうですか?」とのひと言がきっかけでした。
今回は実際に桜の季節に歩いてみよう、ということで春の藤が丘に集合しました。

スタートは駅の北側にある珈琲豆ストアコモンから。こちらのお店は40年ほど前にオープンした「木曜日」という喫茶店がルーツ。長年藤が丘で愛され、現在は自家焙煎のコーヒー豆を中心に販売しています。良い香りが漂う店内でコーヒーの試飲や焙煎室の見学をさせていただきました。



その後は駅に向かってゆるやかな上り坂を歩いていきます。街路樹の桜はというと…今年は雨続きで寒かった影響で3分~5分咲きくらいでした。でも桜の木がたくさんある雰囲気はしっかり味わえたのではと思います。



駅前の人気たこ焼き店「いちから」を通り過ぎて広場に到着すると「先見果断の雄」という銅像に到着。



この像は柴田正司さんという藤が丘のキーマンで、東山線の追伸を誘致した方だそう。
この日は柴田正司さんのご子息であり、現在も藤が丘のまちづくりに関わっている柴田さんが地下鉄が来る前の時代から現在の発展に至るまでのまちの変化を教えてくれました。

その後、広大な東山線の車庫を見ながら歩き、名物古書店の千代の介書店へ。壁一面にずらりと並ぶ書棚は圧巻です。
店主さんはなんと御年88歳。とてもお元気で、読書の魅力をたくさんお話いただきました。



東山線の高架をくぐり、カラフルな外観がかわいいカツサンドのサピドを通り過ぎ、先生が営むmejiへと向かいます。
最後に藤が丘の変遷や店主としてまちづくりに関わってきた活動を先生からお聞きしました。



先生が藤が丘に来たのは愛知万博でリニモがやってきた2005年のこと。活気もあり、自然も近くて住みやすい藤が丘というまちにポテンシャルを感じて選んだといいます。

当初は今のように商店街やまちづくりの活動をしていたわけではないそうです。店主としてお店を営みながら、地域の活動や子育てを通じてまちになじんで、少しずつ関係性を築いていったそう。
現在では商店街でearly birdというマルシェを企画するなどまちを盛り上げる取り組みを広げています。

個性的なお店が点在し、自然体でゆるやかな空気が流れる藤が丘。ぜひのんびりと歩いてみてください。



レポート:イトウユキコ
写真:進藤雄太朗



※写真をクリックすると拡大します。


 

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先生

片桐好章 / セレクトショップ「NEEDLE&THREAD(ニードルアンドスレッド)」、ライフスタイルショップ「Meji(メジ)」店長

名古屋市中村区生まれ。Uターンで東京から藤が丘へ。 洋服店NEEDLE&THREAD店主。藤が丘マルシェearly bird主宰。藤が丘中央商店街振興組合理事。藤が丘歴17年。藤が丘に暮らす12才、10才、2才の3児の父。 ■公式HP https://needle-and-thread.storeinfo.jp/

今回の教室

藤が丘界隈

住所:愛知県名古屋市名東区藤が丘

地図を見る

地下鉄東山線の始発・終点「藤ヶ丘駅」(現在の藤が丘駅)が開業したのは、1969(昭和44)年のこと。2005年にはリニモが開業。現在まで変化を続けつつも、名古屋の中心部とは少し違った穏やかな空気が流れる。