授業詳細

CLASS


在宅ワーク、コワーキング、ワーケーション~「働く場所」から働き方の現在地を考える

開催日時:2024年04月13日(土) 14時00分 ~ 15時30分

教室:Camping Office osoto Hisayaodori

レポートUP

先生: 入江 真太郎 / 日本ワーケーション協会代表理事
渡辺 将大 / 本業 ワーケーション/副業 サラリーマン

カテゴリ:【くらし/大ナゴヤの日】

定 員 :15人

※本授業は「大ナゴヤの日」の授業として企画しております。毎月第二土曜日は参加費無料の授業として開催しています。
※ご参加の際、1FのSnow Peak Cafeにてワンドリンク注文のご協力をお願いします。
※2024年4月12日(金)12時まで先着順でお申し込みを受け付けます。
コロナ以前と以後では働き方に関する文脈が大きく変わったように思います。
以前は、副業/複業、2拠点/他拠点という語られ方でしたが、コロナ以後は様々な就業形態をする方も含めて「働く場所」「働く環境」について言及されることが増えたように思います。

ひとところに社員が集まることを避け在宅で働く「テレワーク」や様々なバックグラウンドを持つ方が一堂に会するコワーキング。旅先で休息も兼ねて働く「ワーケーション」。個人の働き方に合わせて働く場所の選択ができるようになった今、私たちにとって理想の働く環境はどんな環境でしょうか。

本授業の先生はワーケーション協会の代表理事、入江真太郎さんとワーケーションをこよなく愛する渡辺将大さんです。
自ら、新たな働き方を提唱するお二人から働く場所や環境が多様化され、選択肢が増えていることの背景や効果を学びます。参加生徒のみなさんとのワークショップを通して理想の働く環境を考える場にします。

ナゴヤで生活を営む様々なメンバーで意見交換することでこの地域に求められている働き方はもちろん、「自分らしい働き方」を見つけましょう。

<スケジュール> 
13:40 - 受付開始
14:00 - 授業開始、オリエンテーション
14:10 - 多様な働き方について
14:50 - ワークショップ:私たちの理想の働き方を考えよう
15:20 - ふりかえり
15:30 - 終了
※終了時間までの中で、予告なく時間が前後する場合があります。

【授業コーディネーター名】
山田卓哉
協力:一般社団法人日本ワーケーション協会
授業テーマは“「働く場所」から働き方の現在地を考える”。コロナ禍を経て、働き方の選択肢が増えたからこそ、自分にとって心地いい働き方を考えるようになった人も多いのではないでしょうか?
今回の授業では日本ワーケーション協会代表理事の入江真太郎さんと神奈川県小田原市でワーケーションや交流の場づくりを実践されている渡辺将大さんと一緒に働き方について考えました。



教室は久屋大通公園にあるコワーキングスペース「Camping Office osoto Hisayaodori」 。アウトドアブランド「スノーピーク」のグループ会社が運営をしていて、カフェとショップが併設されています。



授業は自己紹介からスタート!週5日出社の会社員、フルリモートの会社員、自営業、フリーランス、専業主婦から会社員になる方など、多種多様な働き方をされている生徒さんが集まりました。参加した理由も「ワーケーション」という言葉に馴染みがなくて知りたいという方や、仕事がフルリモートで家以外のどこで働くといいのかを知りたいという方などさまざまでした。



まずは入江さんより、ここ数年の働き方の変化について話をお聞きしました。「コロナ以前からzoomを使っていた人はいますか?」という問いかけに対して、手を挙げた生徒さんは誰もいませんでした。今では当たり前となったオンライン会議やテレワークですが、どちらもコロナ禍をきっかけに普及するように。ちなみに名古屋圏(愛知・岐阜・三重)で現在テレワークを導入している企業は全体の16%で、6社に1社の割合だそう。
また、旅先で仕事をするワーケーションの目的には①仕事に集中する、②場所を変えて気分転換、③趣味でいろんな場所に行く、④人と交流することの4パターンがあるそうです。



愛知には都市だけでなく、山や海、島もあって県内だけでワーケーション先のバリエーションがたくさんあります。愛知の人にワーケーションしてみたい場所を尋ねたアンケートでは北海道や沖縄に次いで、愛知県内や長野など近場に行きたい人の割合が高いという結果も。また、片道30分以内の生活圏で行う「マイクロワーケーション」についてもお聞きし、ワーケーションは必ずしも遠方に行く必要はなく、働く場所にはたくさん選択肢があると知ることができました。



働く場所の多様性が生まれてきた一方で、会社がそれをどう認めていくのかが課題となっているそう。テレワークを続けたい人は約80%で、ワーケーションをしている人のうち17%が会社に隠して行っている「隠れワーケーション」という現状もあるようです。
次に、ワーケーションを通して人生が豊かになった経験を持つ渡辺さんから話を聞きました。東京の大手企業でサラリーマンをしていた渡辺さん。コロナ禍で仕事がリモートになったことで人と会わない日々が続き、心の不調を感じたそう。そこで会社と調整のうえ、地元の小田原にUターンをすることに。



地元のキーマンと出会ってコミュニティに所属するようになったこと、ワーケーションのよさに気づいたことから「小田原もくもく・ワーケーション会」という団体を立ち上げました。そこからコワーキングスペースやワーケーションに関するイベントの運営、ワーケーションコンシェルジュなど、徐々に活動の幅が広がっていきました。
個人の活動を続けつつも週5日は会社員として働いていて、無理のない活動を心がけているそう。緊張感を持ちたい時は出社、集中したい時は在宅、アイデアを考える時はコワーキングスペース…など仕事内容や気分で働く場所を使い分けていることを話してくれました。
先生から話を聞いた後は2グループに分かれてディスカッションをしました。実際に働く場所を変えるにあたっての悩み相談、コワーキングスペースやイベントの情報交換も行われていました。いろんな話題が出ていたうち、3つを紹介します。



①働く場所を変えるためのハード面の課題について
仕事内容によってはパソコンが数台必要だったり、大きなモニターを使用する人も。外に持ち運ぶのは大変で、解決方法としてモニターの貸出をしているコワーキングに行くこと、軽いモニターを買うこと、外に出ずに家の中で仕事をする場所を変えてみることが挙げられていました。どうしても家以外の場所で仕事をしたいのであれば、お金をかけて設備投資するのも選択肢のひとつ。実際にやっている仲間にノウハウを教えてもらうのがいいとのことでした。
また家や会社から動けなくても、デスクに植物を置いてみたり、出社した時に自席じゃない場所で仕事をしてみたりなど、社内でも工夫のしようはあるとアドバイスがありました。



②会社の理解などソフト面の課題について
働く場所を変えるためには会社の理解が必要です。現状の課題を整理したうえで、リモートワークやワーケーションによって生産性が上がることを証明し提案すれば会社が推進に向けて動いてくれるかもしれません。また、社員に有給消化を促したい総務部とニーズがマッチする場合があるため、社内に仲間を増やすのも有効かもしれないという話も出ていました。

③会社や家以外に自分に合った働く場所を見つける方法は?
名古屋はコワーキングスペースが充実しているので、詳しい人に聞いたり口コミを見たり、一度利用してみて雰囲気が合うかどうか確かめるといいとアドバイスがありました。



最後は各グループでどのような話が出たのかをシェアする時間。愛知県内のコワーキングスペースやワーケーション先の情報が集まっているといいなというアイデアやフリーランス、フルリモートの人が仕事について相談できる人がいるといいなという話題が出ていました。
具体的な質問が多く、働き方を見直すことへの関心の高さを感じました。まずはいろんな選択肢を知ってみることで、自分らしい働き方を見つけるヒントが得られるかも知れません。



レポート、写真:菅原春香

※写真をクリックすると拡大します。


 

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先生

入江 真太郎 / 日本ワーケーション協会代表理事

事業拠点は京都で活動し、大阪府在住。妻の実家が愛知県内にあり、名古屋だけでなく、岡崎、豊田、蒲郡、渥美半島(伊良湖岬も)や知多半島(師崎も)、愛知離島の日間賀島まで、かなり県内各地を訪れている。長崎生まれ、育ちは福島、秋田、茨城、徳島、兵庫と各地を転々、京都・同志社大学社会学部卒業。(株)阪急交通社等で旅行業他様々な業種を経験。その後、ベンチャー企業から独立起業を経て、観光事業やその他海外進出支援事業等を展開。北海道から沖縄まで、各地と関わりを強化。その中で地域共創、豊かなライフスタイルの実現が可能なワーケーションを事業として高い関心を持ち、協会設立に至る。子ども環境情報誌エコチル西日本エリア開発室長。

渡辺 将大 / 本業 ワーケーション/副業 サラリーマン

神奈川県小田原市生まれ。就職を機に上京したが、コロナ禍での生活の変化もあり、2020年末に地元・小田原へUターン。テレワークに取り組む中で、体調不良やON/OFF切替の難しさに悩み、打開策を求めて様々なことに取り組む中で、ワーケーションの効用を自ら実感する。「小田原もくもく・ワーケーション会」を立ち上げ、小田原を中心に、ワーケーションスポットを巡りながら「もくもく会」を開催。参加者個々人の目標に向けて勉強や作業の生産性を上げつつ、サラリーマン・フリーランス・創業予定者など様々な業種同士の交流の起点を作る。自らも、パフォーマンスを最大限高めうる、心がときめく作業環境を求め、日々探求中。

今回の教室

Camping Office osoto Hisayaodori

住所:愛知県名古屋市中区錦3丁目5番15号先​
RAYARD Hisaya-odori Park​ スノーピーク久屋大通公園 店舗2階​
地図を見る

スノーピークが手掛けるコワーキングオフィス・イベントスペースCamping Office osotoは、自然と人をつなぐ共創ワークラボです。Hisayaodoriは、自然指向のライフバリューを、都心の多様な人々と共に考え、学び、発信するためのキャンピングオフィスです。スノーピークの衣食住遊の世界 観を体現するカフェ・ショップに併設し、キャンプや自然への興味関心を通じた人と人とのつながりを生み出します。都会ならではの自然と人と共にいきいきと働く環境 の創造を目指してスモールアクションを実験的に繰り返し、 「自然と、仕事が、うまくいく。」未来の働に向けてお互いに応援し合える関係性を築きます。アクセスしや すい名古屋の街で、仕事や会議、企業研修、オフィス体験、イベント利用が可能です。
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詳細はコチラ https://osoto.net/osoto/hisayaodori
・施設情報:営業時間:月〜金 10:00~18:00
 ※臨時休業については下部のカレンダーにてご確認ください。
・最寄駅:地下鉄 桜通線・名城線 「久屋大通駅」6A出口から徒歩約1分​​
・駐車場:専用駐車場はございません。セントラルパーク駐車場または 近隣のコインパーキングをご利用ください。