授業詳細
CLASS
コーヒーから紅茶、日本酒まで。「嗜好品プランナー」としてのナゴヤでの生き方とは?
開催日時:2024年09月14日(土) 10時30分 ~ 15時30分
教室:ポピー談話室
レポートUP
先生:
青山祥 / 嗜好品プランナー
カテゴリ:【大ナゴヤの日/くらし/食/15周年特別授業】
定 員 :8人
※本授業は「大ナゴヤの日」の授業として企画しております。毎月第二土曜日は参加費無料の授業として開催しています。
※実費:1,500円/1 drink。別途、昼食代などその他飲食代等実費をご負担頂きます。
※当日、熱中症には十分にお気をつけください。雨天決行。荒天などで中止の場合は前日までにご連絡いたします。
※授業運営の都合上、直前のキャンセルはご遠慮ください。しかしながら、体調面への不安などがある場合は、その限りではございませんので気軽にご相談ください。
※2024年9月13日(金)12時まで先着順でお申し込みを受け付けます。
やってみたいけれどなかなか踏み出せないこと、「こんな人生を歩んでみたい」と思い描くことがきっと誰しもあるはず。今回、大ナゴヤ大学15周年の節目のタイミングに、各地で活躍する方々と出会い、その人の人生譚に触れる授業を企画しました。※実費:1,500円/1 drink。別途、昼食代などその他飲食代等実費をご負担頂きます。
※当日、熱中症には十分にお気をつけください。雨天決行。荒天などで中止の場合は前日までにご連絡いたします。
※授業運営の都合上、直前のキャンセルはご遠慮ください。しかしながら、体調面への不安などがある場合は、その限りではございませんので気軽にご相談ください。
※2024年9月13日(金)12時まで先着順でお申し込みを受け付けます。
本授業の先生は、「嗜好品プランナー」を肩書きに大ナゴヤエリアで活躍する青山さん。
コーヒーやビール、日本酒…嗜好品といえば数多あるけれど、「嗜好品」をキーワードに活躍している人といえば彼をして右に出る人はいない。イベントのプランニングや飲食店の立ち上げまで、様々な立ち回りで活躍する彼の姿を見ると「嗜好品」という甘美な響きと相反する「勤労」っぷりには衝撃を受けるはず。
今回は、そんな青山さんの嗜好品との出会いや今の仕事と出会うまでのチャレンジ、大門エリアでの仲間たち、そしてこれからについて「嗜好品プランナー」の実態に迫ります。
先生からのお話の後は、大門エリア、名駅エリア等の散策へ。参加生徒の皆さん同士で行き先を相談しながらフィールドワークへ出かけましょう。運が良ければ?先生が直接お店を案内してくれるかも。みなさん「嗜好品プランナー」になりきってまちの嗜好品の種を探してみませんか?
授業後半はまちを通して気付いたみなさんの感想を共有したり、参加生徒の皆さん自身の好きなもの、やってみたいことを共有しあうワークショップを実施します。
「まち」には様々なチャレンジを通して、地域とつながり、社会をつくる魅力的な人たちがいます。
ぜひ、あなたにとって宝物となる出会いがありますように。
<スケジュール>
10:15 集合・受付
10:30 授業開始 / 自己紹介
11:00 先生から
11:40 フィールドワーク(大門〜名駅エリア)
14:30 再集合・ワークショップ(※)
15:00 発表
15:30 先生から一言、集合写真・解散
【授業コーディネーター】
山田卓哉、大ナゴヤ大学15周年授業企画チーム
3連休の初日、9月中旬とはいえまだまだ暑い名古屋。大ナゴヤ大学も遂に15周年という事で、3か所(名古屋市・豊田市・三重県桑名市)にて行われた授業の名古屋編。
名古屋のオフィス街・伏見から徒歩7分、小さなビルの3階にあるポピー談話室にて行われました。生徒さんが来る前、スタッフと先生の打ち合わせ時に、先生からスタッフの気分に合わせたアイスコーヒーを淹れてくれました。自分は「酸味が好きなのと、久しぶりの大ナゴヤのボラスタ&15周年という事で気分が上々」みたいな事を伝えたら、けっこうアバウトに伝えてしまったにも関わらず、めちゃくちゃ美味しいアイスコーヒーが出てきました。先生は頭の中にあるコーヒー豆の特長を瞬時にこれとピックアップして、目の前に出してくれました。
コーヒーの知識や淹れ方から見て、これはすごい授業になりそうな予感。
本日参加の3名の生徒さんが集まり、授業のスタート。
今回は生徒さんの気持ち・これやってみたいなどワークショップを兼ねながら授業は進められました。3名の生徒さんも授業への参加動機が「みんなの嗜好品を知ってみたい」「嗜好品であるコーヒーの飲み比べをしているが、今回もそれが楽しみ」「普段は開発系のハードに焦点を当てた仕事をしているので、今日は嗜好品であるソフトに焦点を当ててみたかった」など、期待と楽しみな意見が出ました。
先生は学生時代から多くのサークルの立ち上げに加わり、特にプロデュースが好きなようです。そんな先生ですが、コーヒーも好きだしイベント出店などをキッカケに人脈も出来てきて、食をキーワードに交流や監修など活動しているとの事。
嗜好品と一言で言っても、正解がないし人それぞれです(先生談)。例えば味覚に関しても店内のBGMや、食べる場所によっても変わります。そんな嗜好品についての考えなどを生徒さん同士で共有をしつつ、実際にフィールドワークへ出ることに。
嗜好品の種を探しに行きます。
フィールドワークの場所はいくつか候補が出ましたが、先生の知人が多い中村区・大門へ行く事に決定。先生・生徒さん・スタッフみんなで地下鉄に乗って大門エリアへ。地下鉄車内は遠足のような感じで皆さんすっかり打ち解けていました。こういう楽しさも大ナゴヤらしい感じです。
大門エリアでは先生のおススメのお店などを紹介頂き、ランチは「Teapick」で美味しいキッシュと燻製サラダのセットです。紅茶の専門店ですので紅茶も美味しい。「Teapick」だけでなく、大門は遊郭の街という歴史はあるものの、新しいお店がオープンしたり、昔の建物を上手くリノベーションしながら街に溶け込む良い感じの雰囲気へと近年変化しています。
大門のまちを歩きながら先生のおすすめスポットを単なる場所だけではなく、人にもスポットを当てながら散策。先生は事前に歩くだろうと思われる箇所とそこで生活をしている知り合いの方に事前に声がけしてくれており、まちの皆さんへの配慮が素晴らしいと思いました。まちの人たちと顔が見える関係はどこにおいても大切ですが、特に大門エリアに関してはこういった繋がりは濃い印象を持ちました。大門を新旧のお店を見ながら、歴史にも触れながら散策をし、大門エリアを後にして我々はまたポピー談話室へ戻ってきました。
遠足から帰ってきた雰囲気の中、先生が特製のアイスコーヒーを生徒さんに淹れてくれ、コーヒーを飲みながらワークショップをしつつ、フィールドワークの振り返りを行いました。
テーマは「好き」「やってみたい」を形にするというもの。
・まちあるきを強化しつつ、店主に話しかけてみたい
・興味を持ったら即行動。美味しいものを食べたり飲んだり、人脈作りもしたい。
・嗜好品を通じた人との繋がりを大切にし、自分が目を向けなかったところに目を向けたい。
といった、素晴らしい意見が出ました。
先生曰く、皆さんはすごくアクティブで自分の好きな場所や居場所があるって素敵。
背伸びせず、少しずつ行動していきましょうとの事。
今回の授業を通じて、先生が「嗜好品と食は人を繋げる」という言葉がまさにその通りだなと思いました。人が嗜好品だと思うものは各々異なりますが、それを種に色々と観察してみると、普段とは異なる世界や出会いが待っているものだなと。
まさに大ナゴヤ大学15周年授業にふさわしい内容でした。
レポート:ざかっぺ
写真:小林優太
名古屋のオフィス街・伏見から徒歩7分、小さなビルの3階にあるポピー談話室にて行われました。生徒さんが来る前、スタッフと先生の打ち合わせ時に、先生からスタッフの気分に合わせたアイスコーヒーを淹れてくれました。自分は「酸味が好きなのと、久しぶりの大ナゴヤのボラスタ&15周年という事で気分が上々」みたいな事を伝えたら、けっこうアバウトに伝えてしまったにも関わらず、めちゃくちゃ美味しいアイスコーヒーが出てきました。先生は頭の中にあるコーヒー豆の特長を瞬時にこれとピックアップして、目の前に出してくれました。
コーヒーの知識や淹れ方から見て、これはすごい授業になりそうな予感。
本日参加の3名の生徒さんが集まり、授業のスタート。
今回は生徒さんの気持ち・これやってみたいなどワークショップを兼ねながら授業は進められました。3名の生徒さんも授業への参加動機が「みんなの嗜好品を知ってみたい」「嗜好品であるコーヒーの飲み比べをしているが、今回もそれが楽しみ」「普段は開発系のハードに焦点を当てた仕事をしているので、今日は嗜好品であるソフトに焦点を当ててみたかった」など、期待と楽しみな意見が出ました。
先生は学生時代から多くのサークルの立ち上げに加わり、特にプロデュースが好きなようです。そんな先生ですが、コーヒーも好きだしイベント出店などをキッカケに人脈も出来てきて、食をキーワードに交流や監修など活動しているとの事。
嗜好品と一言で言っても、正解がないし人それぞれです(先生談)。例えば味覚に関しても店内のBGMや、食べる場所によっても変わります。そんな嗜好品についての考えなどを生徒さん同士で共有をしつつ、実際にフィールドワークへ出ることに。
嗜好品の種を探しに行きます。
フィールドワークの場所はいくつか候補が出ましたが、先生の知人が多い中村区・大門へ行く事に決定。先生・生徒さん・スタッフみんなで地下鉄に乗って大門エリアへ。地下鉄車内は遠足のような感じで皆さんすっかり打ち解けていました。こういう楽しさも大ナゴヤらしい感じです。
大門エリアでは先生のおススメのお店などを紹介頂き、ランチは「Teapick」で美味しいキッシュと燻製サラダのセットです。紅茶の専門店ですので紅茶も美味しい。「Teapick」だけでなく、大門は遊郭の街という歴史はあるものの、新しいお店がオープンしたり、昔の建物を上手くリノベーションしながら街に溶け込む良い感じの雰囲気へと近年変化しています。
大門のまちを歩きながら先生のおすすめスポットを単なる場所だけではなく、人にもスポットを当てながら散策。先生は事前に歩くだろうと思われる箇所とそこで生活をしている知り合いの方に事前に声がけしてくれており、まちの皆さんへの配慮が素晴らしいと思いました。まちの人たちと顔が見える関係はどこにおいても大切ですが、特に大門エリアに関してはこういった繋がりは濃い印象を持ちました。大門を新旧のお店を見ながら、歴史にも触れながら散策をし、大門エリアを後にして我々はまたポピー談話室へ戻ってきました。
遠足から帰ってきた雰囲気の中、先生が特製のアイスコーヒーを生徒さんに淹れてくれ、コーヒーを飲みながらワークショップをしつつ、フィールドワークの振り返りを行いました。
テーマは「好き」「やってみたい」を形にするというもの。
・まちあるきを強化しつつ、店主に話しかけてみたい
・興味を持ったら即行動。美味しいものを食べたり飲んだり、人脈作りもしたい。
・嗜好品を通じた人との繋がりを大切にし、自分が目を向けなかったところに目を向けたい。
といった、素晴らしい意見が出ました。
先生曰く、皆さんはすごくアクティブで自分の好きな場所や居場所があるって素敵。
背伸びせず、少しずつ行動していきましょうとの事。
今回の授業を通じて、先生が「嗜好品と食は人を繋げる」という言葉がまさにその通りだなと思いました。人が嗜好品だと思うものは各々異なりますが、それを種に色々と観察してみると、普段とは異なる世界や出会いが待っているものだなと。
まさに大ナゴヤ大学15周年授業にふさわしい内容でした。
レポート:ざかっぺ
写真:小林優太
先生
青山祥 / 嗜好品プランナー
愛知県豊橋市出身、中京大学経済学部卒業。 嗜好品プランナーという名前で、コーヒーや紅茶、日本酒などの嗜好品を通して、発見と価値をつくる活動を行っています。 現在は紅茶専門カフェ”Teapick”やレンタル喫茶”ポピー談話室”の運営に携わりながら、個人店舗の立上げ、町おこしなどに関わっています。
今回の教室
ポピー談話室
住所:名古屋市中区錦1丁目14番12号 3階
※地下鉄桜通線国際センター駅4番出口下車徒歩約5分
※地下鉄伏見駅10番出口下車徒歩約7分
地図を見る
喫茶ニューポピーが手がける、間借り営業ができるレンタル喫茶です。誰かの“これから”を後押しするような場所作りを目指しています。
建物の3階まで階段を登っていただく必要があります。お手伝いが必要な場合は現地スタッフにお知らせください。
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