長く長く続いた暑い毎日がいったん落ち着く（であろう）10月。
秋の気配が色濃くなると、食欲、芸術、文化…さまざまな「●●の秋」が思い浮かびますね。
今回の大ナゴヤの日授業では、●●の部分に「健康」を当てはめ、ヘルスケアに関する雑談会を開催します〜！

毎年10月11日は「国際ガールズ・デー（※）」であることにちなみ、今回は「女性のお悩み」をテーマとし、参加は女性に限定させていただきます。
（男性陣の皆さんは、また別の機会に！）

※「国際ガールズ・デー」とは？→2011年に国連総会で採択された国際記念日。女性に対する暴力や差別を撤廃し、世界中の女性が直面している問題を解決するために、力を合わせて取り組むことを促す日。

今回、女性の健康をテーマに語り合う場をつくりたいと思った理由はいくつかありますが、「同じ女性同士でもわからない、知らない部分は多い」とハッとする場面があったのが、一番のきっかけです。

例えば生理痛。
痛みの度合いも種類も長さも、人によって千差万別です。
痛みがない、ごく軽い人からすると、生理痛の悩みは実感しにくいものですし、ともすれば「そこまでひどいことってある？」と疑ってしまうこともあるでしょう。
というか、私自身疑われたこと、揶揄されたことがあります。
これは、異性の無理解よりヘビーです。

私が大丈夫だからといって、あなたが大丈夫とは限らない。
反対に、私がつらいからといって、あなたもつらいとは限らない。

女性の健康に関する悩みというのは、恥じらいやためらいを感じやすいデリケートな内容であるがゆえに、こういった当たり前のこともうっかり抜け落ちてしまいやすいと思います。

じゃあ、まずは「人それぞれ」を知ることから始めるのはどうだろう。
生理や更年期など女性の悩みに関するテーマをあえて取り上げて雑談することで、何らかの気付きが得られるのでは。

そんなふうに考えて、この雑談会を企画しました。

雑談会では、ライターとして婦人科をはじめさまざまな診療科のドクターを取材してきたコーディネーターがファシリテーションを務めます。
皆さんよりほんの少しだけ医療に詳しい人なので、健康に関するちょっとした疑問にもある程度は答えられるかと思います。
（医療の専門家ではないので、その点はあしからず…）

デリケートな悩みも含まれるので、いきなりざっくばらんに雑談するというのはなかなかハードルが高いかもしれません。
そこで今回の授業では、みんなで話してみたいこと、共有したい気持ちなどを、匿名で質問できる「マシュマロ」を使って受け付けます。

例＞
・「生理が重い」って、具体的にどういうこと？そもそも、生理の普通って何！？！？
・内診やマンモグラフィが怖いよー。やだよー。
・PMSまじでつらい。メンタルがやばい。みんなどう対処してる？
・婦人科ってどんなときに受診したらいいんだろう…。ていうかどうやって探したら良いの？
・体調悪いけれど薬を飲むのなんかやだ。

事前に生徒の皆さんと語り合いたいテーマや、聞いてみたい質問などをお送りいただいてOKです。
（もちろん授業当日や、授業中も投稿OKです！）
考えがまとまっていなくても、まずは頭の外に出してみてください。

授業では、女性の健康にまつわる基礎知識に関するクイズも出題するので、授業が終わる頃にはちょっと知識が身についているかも！？
雑談の合間に、医療従事者を取材するときのこぼれ話や、かかりつけ医を見つける際のコツなどもご紹介できたらと思います。

わいわいとおしゃべりしながら、健康を見つめてみましょう〜！

※通常の授業では授業中の生徒の皆さんの様子を撮影し記録していますが、今回の授業ではデリケートな悩みを扱うため、生徒さんのお顔がはっきりと映るようなカットは撮影しません。

＜スケジュール＞　
10:15　受付開始
10:30　授業開始、自己紹介
10:35　女性の健康に関するクイズ大会
10:45　雑談タイム
11:45　感想のシェア
12:00　終了

【授業コーディネーター】
伊藤成美