授業詳細
CLASS

みなと土曜市で出会う“はたらく”のカタチ〜出店者さんにインタビュー&新聞づくり〜
開催日時:2025年03月08日(土) 10時30分 ~ 13時30分
教室:港まちづくり協議会 港まちポットラックビル
レポートUP
先生:
みなと土曜市の出店者のみなさん /
カテゴリ:【大ナゴヤの日/くらし/コミュニケーション/まちづくり】
定 員 :9人
※本授業は「大ナゴヤの日」の授業として企画しております。毎月第二土曜日は参加費無料の授業として開催しています。
※当日実費いただく予算:昼食代
※2025年3月7日(金)12時まで先着順でお申し込みを受け付けます。
※授業運営の都合上、当選後のキャンセルはご遠慮ください。しかしながら、体調面への不安などがある場合は、その限りではございませんので気軽にご相談ください。
毎月第2土曜に、港区築地口界隈で開催される「みなと土曜市」。※当日実費いただく予算:昼食代
※2025年3月7日(金)12時まで先着順でお申し込みを受け付けます。
※授業運営の都合上、当選後のキャンセルはご遠慮ください。しかしながら、体調面への不安などがある場合は、その限りではございませんので気軽にご相談ください。
まちで楽しむ、まちを楽しむ、さまざまなチャレンジが生まれるマーケットです。
3月の「みなと土曜市」のテーマは「ハタラクデアイ」。
みなと土曜市には、いろんな“はたらく“があります。
普段から出店される和菓子屋さん、コーヒー屋さん、クラフト作家さんはもちろん、
演奏家や、パフォーマー、地域の企業さんや港ならではなお仕事に携わる方々まで、
さまざまな働くに出会える1日になりそうです。
それぞれの働き方や、お店を始めたきっかけって、気になりませんか?
いろいろなお店の人と話してみると、はたらくことへの新しい発見があるかも?
今回の授業では、みなと土曜市の出店者さんへインタビューし、聞いたことを新聞のようにまとめるワークショップを行います!(新聞は、チームで作ります)
さらに、このマーケットを主催する港まちづくり協議会さんに、「みなと土曜市」が始まった経緯についてもお話しいただきます。
新聞記者になって、お店の人へのインタビューを通じて、“はたらく”を見つめ直しませんか?
みなさんの参加、お待ちしています〜!
<スケジュール>
10:15 受付開始
10:30 授業開始、自己紹介など
10:45 港まちづくり協議会・みなと土曜市って?
11:15 インタビューのコツ
11:30 インタビュー&新聞づくり ※途中「みなと土曜市」でチームごとに昼食
13:00 新聞共有&ふりかえり
13:30 終了
【授業コーディネーター】
大野嵩明 大ナゴヤ大学 はたらく課
小雪がちらつく朝、みなと土曜市には、やわらかい雰囲気とおいしそうな香りが漂っていました。
私は、授業への関心以上に、何を買って食べようか、どんな雑貨があるのだろうかという期待で心がおどっていました。
さて、教室となる港まちポットラックビルに、9名の参加者さんが集まりました。
この授業は、「はたらく」をテーマに、土曜市の出店者にインタビューをします。
参加者さんの自己紹介では、
「(今回出店している)和菓子屋さんに行ったことがあるので、今日も楽しみ」
「港区で働いている。取材を通して、多様な働き方を知りたい」
といった声が聴けました。
自己紹介後、座学に入ります。
まずは、港まちづくり協議会の西村さんから団体の活動について紹介がありました。
港まちづくり協議会は『なごやのみ(ん)なとまち』をコンセプトに、名古屋中のみんなと楽しめて、全国の皆さまに誇れる「みんなの港まち」を目指しています。
みなと土曜市だけでなく、防災事業やアート事業、ガーデン事業、地蔵盆祭りなどの地域のお祭りの手伝い、そして、広報活動としてポットラック新聞の制作など、地域に根差した幅広い活動を行っています。

同じく港まちづくり協議会の井上さんからは、『ぶらり港まち新聞』や『ポットラック新聞』の詳しい紹介がありました。
2015年まで発刊していた『ぶらり港まち新聞』から2017年に創刊した『ポットラック新聞』に移行してからは、まちの内にいると見逃してしまうけれど、まちの外の人が気づく魅力を全国に広めることを目標とされてきたそうです。

みなと土曜市を運営する岡西さんからは、「取材では、脱線を楽しんでほしい。地域の人の気づきになります」と声かけがありました。

インタビューに出かける前に、大ナゴヤ大学のボランティアスタッフであり、ライターのいとうさんから取材のコツについてレクチャーがありました。
私がナルホド!と思ったのは、「インタビューを通して、知りたいことはなにか?」という自分への問いかけです。出店者さんへの質問がより具体的に、そして有意義なものになりそうですよね。


いよいよ、個人にわかれて土曜市にくりだしました。
真っ先に飲食店に向かう人、習字体験に惹かれる人、ライブをするアーティストさんを目指す人と、足取りが軽い。
取材に尻込みする方もいるかも、というスタッフの懸念もなんのその。みなさん、それぞれの時間を楽しんでいる様子がほほえましかったですよ。
みたらし団子屋さんにむかった参加者さんは、フォトグラファー、飲食店経営とさまざまな経歴を持つ店長に興味津々。飛び跳ねながら話を聴いていました。
小学生の出店者さんに話を聴く参加者さんは、子どもの目線に合わせてインタビューしていました。


約1時間後、教室に戻ってきた参加者さんたちは、昼食を楽しみながらも原稿の作成に取り組んでいました。
取材経験ゼロの方ばかりですが、筆が走っていました。

原稿を書き終えた後、本日の取材の感想をシェアしました。
社会人1年目の参加者さん
「今の環境だと、"会社員”という働き方しか知らないので、取材を終えて、もっといろんな働き方を知りたいと思った。」
小学生の出店者さんを取材した参加者さん
「出店者さんが『大人になっても遊びたい。そのために働く。』と言っていた。また、他の出店者さんから、好きなことが収入になることは、生きる原動力となると学んだ。」
アーティストユニットを取材した参加者さん
「ひとりのシンガーは港区の出身で、『土曜市の温かさが好きだ』と語っていた。夢は世界平和で、職務経歴も自分と重なるところがあった。」
そのほか、今日の出店理由やお金を得ることへの考え方など、思い思いの質問をしてきた様子がうかがえました。
取材を通して、関心を広げる、あるいは自分が求める「はたらく」とはなにかに気づく。
そんな機会になったのではないでしょうか。
【ポットラック新聞 かわら版 大ナゴヤ大学号】


カメラ:オシム
レポート:元木仁美
私は、授業への関心以上に、何を買って食べようか、どんな雑貨があるのだろうかという期待で心がおどっていました。
さて、教室となる港まちポットラックビルに、9名の参加者さんが集まりました。
この授業は、「はたらく」をテーマに、土曜市の出店者にインタビューをします。
参加者さんの自己紹介では、
「(今回出店している)和菓子屋さんに行ったことがあるので、今日も楽しみ」
「港区で働いている。取材を通して、多様な働き方を知りたい」
といった声が聴けました。
自己紹介後、座学に入ります。
まずは、港まちづくり協議会の西村さんから団体の活動について紹介がありました。
港まちづくり協議会は『なごやのみ(ん)なとまち』をコンセプトに、名古屋中のみんなと楽しめて、全国の皆さまに誇れる「みんなの港まち」を目指しています。
みなと土曜市だけでなく、防災事業やアート事業、ガーデン事業、地蔵盆祭りなどの地域のお祭りの手伝い、そして、広報活動としてポットラック新聞の制作など、地域に根差した幅広い活動を行っています。

同じく港まちづくり協議会の井上さんからは、『ぶらり港まち新聞』や『ポットラック新聞』の詳しい紹介がありました。
2015年まで発刊していた『ぶらり港まち新聞』から2017年に創刊した『ポットラック新聞』に移行してからは、まちの内にいると見逃してしまうけれど、まちの外の人が気づく魅力を全国に広めることを目標とされてきたそうです。

みなと土曜市を運営する岡西さんからは、「取材では、脱線を楽しんでほしい。地域の人の気づきになります」と声かけがありました。

インタビューに出かける前に、大ナゴヤ大学のボランティアスタッフであり、ライターのいとうさんから取材のコツについてレクチャーがありました。
私がナルホド!と思ったのは、「インタビューを通して、知りたいことはなにか?」という自分への問いかけです。出店者さんへの質問がより具体的に、そして有意義なものになりそうですよね。


いよいよ、個人にわかれて土曜市にくりだしました。
真っ先に飲食店に向かう人、習字体験に惹かれる人、ライブをするアーティストさんを目指す人と、足取りが軽い。
取材に尻込みする方もいるかも、というスタッフの懸念もなんのその。みなさん、それぞれの時間を楽しんでいる様子がほほえましかったですよ。
みたらし団子屋さんにむかった参加者さんは、フォトグラファー、飲食店経営とさまざまな経歴を持つ店長に興味津々。飛び跳ねながら話を聴いていました。
小学生の出店者さんに話を聴く参加者さんは、子どもの目線に合わせてインタビューしていました。


約1時間後、教室に戻ってきた参加者さんたちは、昼食を楽しみながらも原稿の作成に取り組んでいました。
取材経験ゼロの方ばかりですが、筆が走っていました。

原稿を書き終えた後、本日の取材の感想をシェアしました。
社会人1年目の参加者さん
「今の環境だと、"会社員”という働き方しか知らないので、取材を終えて、もっといろんな働き方を知りたいと思った。」
小学生の出店者さんを取材した参加者さん
「出店者さんが『大人になっても遊びたい。そのために働く。』と言っていた。また、他の出店者さんから、好きなことが収入になることは、生きる原動力となると学んだ。」
アーティストユニットを取材した参加者さん
「ひとりのシンガーは港区の出身で、『土曜市の温かさが好きだ』と語っていた。夢は世界平和で、職務経歴も自分と重なるところがあった。」
そのほか、今日の出店理由やお金を得ることへの考え方など、思い思いの質問をしてきた様子がうかがえました。
取材を通して、関心を広げる、あるいは自分が求める「はたらく」とはなにかに気づく。
そんな機会になったのではないでしょうか。
【ポットラック新聞 かわら版 大ナゴヤ大学号】


カメラ:オシム
レポート:元木仁美
先生

みなと土曜市の出店者のみなさん /
「みなと土曜市」は、まちで楽しむ、まちを楽しむ、さまざまなチャレンジが生まれるマーケットです。 開催日:毎月第2土曜日 時間:10:00~14:00 会場:築地口商店街界隈・江川線沿い歩道エリア みなと土曜市Instagram
今回の教室
港まちづくり協議会 港まちポットラックビル

住所:〒455-0037 愛知県名古屋市港区名港1丁目19−23
アクセス:地下鉄名港線「築地口」駅2番出口より徒歩1分
地図を見る
港まちづくり協議会 港まちポットラックビルは、商店街の旧文具店ビルを再生した港まちの新たな拠点スペース。
この場所で展開されるさまざまなプログラムを通じて、人々が思考や対話を実践し、お互いの違いを理解し共存できる、より豊かな土壌を広げていきます。