授業詳細
CLASS

自分たちの手で暮らしをおもしろく変化させるまち、各務原・那加公園エリア 〜空き家をDIYして生まれた「まちの交民館」や緑の広がる公園も〜
開催日時:2025年05月31日(土) 13時30分 ~ 16時00分
教室:各務原・那加公園エリア
レポートUP
先生:
葉山 瑛介 / PEP UP CIRCLE 共同代表/まちの交民館 十'|TEN 番頭
カテゴリ:【まちシル/まち歩き】
定 員 :15人
【参加費用】
お一人様:2,500円頂戴いたします(保険料含む)。集合時にお支払いください。
【集合場所】
まちの交民館 十'|TEN [テン]
岐阜県各務原市那加本町45
【解散場所】
まちの交民館 十'|TEN [テン]
※当日はイヤホンガイドを使用します。ご自分のイヤホンをお持ちの方はご持参ください。
※申し込んだ授業をキャンセルされる場合、キャンセルポリシーに基づきキャンセル料が発生します。詳しくはこちらのQ&Aをお読みいただき、申し込み前に必ずご確認ください。
※本授業は、2025年5月30日(金)12時まで先着受付いたします。
「まちシル」は「歩くまちには、何がある?」をキャッチコピーに、まちを知ることを楽しむまち歩き形式のプロジェクトです。身近にあるまちのおもしろさを、さまざまな視点から見つめます。お一人様:2,500円頂戴いたします(保険料含む)。集合時にお支払いください。
【集合場所】
まちの交民館 十'|TEN [テン]
岐阜県各務原市那加本町45
【解散場所】
まちの交民館 十'|TEN [テン]
※当日はイヤホンガイドを使用します。ご自分のイヤホンをお持ちの方はご持参ください。
※申し込んだ授業をキャンセルされる場合、キャンセルポリシーに基づきキャンセル料が発生します。詳しくはこちらのQ&Aをお読みいただき、申し込み前に必ずご確認ください。
※本授業は、2025年5月30日(金)12時まで先着受付いたします。
今回の舞台はまちシル初開催の岐阜・各務原(かかみがはら)。航空産業で発展してきた歴史のあるまちで、岐阜駅からJRで10分、名鉄で15分ほどで来ることができます。
那加公園エリアは、昔ながらの雰囲気を感じられる商店街や緑に囲まれた気持ちのいい広場がある場所。まちのコミュニティ「かかみがはら暮らし委員会」の活動拠点でもあり、月に1回まちの人が集まる「寄り合い」が開かれています。
また、ここ数年でまちの人が空き物件をDIYし、新たな拠点も続々誕生しているそうです。今回のまちシルでは、まちの人が集う場所や公園をじっくり巡っていきます。
先生として案内してくれるのは、各務原出身で古道具や古材のレスキューをしながらリノベーションまちづくりを進める「PEP UP CIRCLE」の葉山瑛介さん。2024年2月に始動した「まちの交民館 十'|TEN」の番頭も務めています。
まずは「十'|TEN」に集合してオリエンテーションをし、そこから商店街の空き物件を活用して生まれた「花と喫茶カラクル」、まちの人の溜まり場「BELL HOUSE」へ。
そして戦後に露店が並んでいたという趣ある路地を抜けて、複合施設「TOUAMACHI KAIKAN(東亜町会館)」、親子で木に触れながら遊ぶことができる施設「KAKAMIGAHARA PARK BRIDGE」にも足を運んでみましょう。
毎年11月に開催される「マーケット日和」の会場でもある「学びの森」や、公園に併設されたカフェ「KAKAMIGAHARA STAND」、緑が広がる「各務原市民公園」にも立ち寄ります。ほかにも空き店舗をリノベーションした本屋「カクカクブックス」、シェアハウスやゲストハウスとして改装中の物件なども特別に見せていただく予定です。
暮らしを楽しくする取り組みを知ったり、心地よい公園を巡ったりと、各務原・那加公園エリアの魅力をたっぷり知れる機会。各務原に来たことがある方も初めての方もぜひご参加ください!
<当日のスケジュール>
13:15 受付開始(集合場所:まちの交民館 十'|TEN)
13:30 授業開始・オリエンテーション
自己紹介タイム
各務原ってどんなまち?
13:55 まち歩きスタート!
(那加公園エリアのお店や人が集まる拠点、公園を巡ります)
15:45 振り返り・質疑応答など
16:00 授業終了・解散(解散場所:まちの交民館 十'|TEN)
【授業コーディネーター】菅原春香
5月末に各務原・那加公園エリアで初のまちシルを開催。
参加者はまちづくりや居場所づくり、空き家のリノベーションに興味のある方を中心に15名が集まりました。各務原在住の方もいれば、初めて来られたという方も。
先生は古材や古道具のレスキューや販売、活用を手がける「PEP UP CIRCLE」共同代表の葉山瑛介さん(写真左)。まさに地元出身で、那加駅前で築100年の古民家を活用して「まちの交民館十'|TEN」の運営もされています。
マップなどの配布資料は、レスキューされた紙をユニークに活用して平成初期の運動会の案内に包まれていました。こちらはPEP UP CIRCLEやTENの運営メンバーで、フリーデザイナー小澤ことはさん(写真右)のアイデア。

まずはTENで参加者さんの自己紹介を。先生からも自己紹介やまちの概要、普段の活動の話をお聞きして、まち歩きがスタート。

葉山さんに、まちの人たちでリノベーションした居場所や店舗、改装中の拠点をたくさん案内いただきました。
PEP UP CIRCLEが初めてリノベーションを手掛けた拠点「Bell House(ベルハウス)」。喫茶店だった跡をまちの人のたまり場に。

開業準備中のゲストハウスatoさん。

戦後に1と6の付く日に「一六市」が開催されていた路地。昔はたくさんの露店が並んでいたそうで、まちの歴史に思いを馳せます。

元々町役場だったというTOUAMACHI KAIKAN(東亜町会館)。リノベーションで天井をはがしたら、建設当時の名残が出てきたそう。

緑の広がる「学びの森」と、かかみがはら暮らし委員会が運営する「KAKAMIGAHARA STAND」。

向かいにある官民連携の複合施設「KAKAMIGAHARA PARK BRIDGE」の浅野さんに少しお話を伺いました。大人も公園で使えるピクニックセットなどをレンタルできるそうです。


学びの森と各務原市民公園のあった場所に、昔は岐阜大学の農学部があったというエピソードもお聞きしました。


シェアハウスになる予定の改装中の物件や、古民家をリノベーションしたパン屋さん、PEP UP CIRCLEでレスキューしてきた古道具を保管している拠点なども特別に案内いただきました。

八百屋さんだった建物をリノベーションした書店「カクカクブックス」。

維持が大変で撤去も検討されている商店街のアーチ。

メガネ屋さんをリノベーションした「花と喫茶カラクル」。


最後にTENに戻って参加者のみなさんと感想をシェア。「葉山さんたちのまちへの関わり方がわかった」、「自分で歩いているだけだと通り過ぎてしまうものにも気づくことができた」という声が上がっていました。

自分の暮らしをおもしろくすること、まちの中に居場所をつくることなど、まちシル後も先生に質問をしたり、KISSA TENでお茶を楽しんだりと盛り上がっていました。

葉山さんたちは「古いものは一度壊したら元には戻せないから、できるだけまちの中で循環させたい」という想いを持って活動されています。まちのファンになって遊びに来るのもいいですし、PEP UP CIRCLEのサポーターになるのも関わり方のひとつ。
岐阜駅から電車で10分ほどの場所なので、ぜひまた各務原を訪れてみてくださいね!
レポート/菅原春香
写真/水野由菜・菅原春香
参加者はまちづくりや居場所づくり、空き家のリノベーションに興味のある方を中心に15名が集まりました。各務原在住の方もいれば、初めて来られたという方も。
先生は古材や古道具のレスキューや販売、活用を手がける「PEP UP CIRCLE」共同代表の葉山瑛介さん(写真左)。まさに地元出身で、那加駅前で築100年の古民家を活用して「まちの交民館十'|TEN」の運営もされています。
マップなどの配布資料は、レスキューされた紙をユニークに活用して平成初期の運動会の案内に包まれていました。こちらはPEP UP CIRCLEやTENの運営メンバーで、フリーデザイナー小澤ことはさん(写真右)のアイデア。

まずはTENで参加者さんの自己紹介を。先生からも自己紹介やまちの概要、普段の活動の話をお聞きして、まち歩きがスタート。

葉山さんに、まちの人たちでリノベーションした居場所や店舗、改装中の拠点をたくさん案内いただきました。
PEP UP CIRCLEが初めてリノベーションを手掛けた拠点「Bell House(ベルハウス)」。喫茶店だった跡をまちの人のたまり場に。

開業準備中のゲストハウスatoさん。

戦後に1と6の付く日に「一六市」が開催されていた路地。昔はたくさんの露店が並んでいたそうで、まちの歴史に思いを馳せます。

元々町役場だったというTOUAMACHI KAIKAN(東亜町会館)。リノベーションで天井をはがしたら、建設当時の名残が出てきたそう。

緑の広がる「学びの森」と、かかみがはら暮らし委員会が運営する「KAKAMIGAHARA STAND」。

向かいにある官民連携の複合施設「KAKAMIGAHARA PARK BRIDGE」の浅野さんに少しお話を伺いました。大人も公園で使えるピクニックセットなどをレンタルできるそうです。


学びの森と各務原市民公園のあった場所に、昔は岐阜大学の農学部があったというエピソードもお聞きしました。


シェアハウスになる予定の改装中の物件や、古民家をリノベーションしたパン屋さん、PEP UP CIRCLEでレスキューしてきた古道具を保管している拠点なども特別に案内いただきました。

八百屋さんだった建物をリノベーションした書店「カクカクブックス」。

維持が大変で撤去も検討されている商店街のアーチ。

メガネ屋さんをリノベーションした「花と喫茶カラクル」。


最後にTENに戻って参加者のみなさんと感想をシェア。「葉山さんたちのまちへの関わり方がわかった」、「自分で歩いているだけだと通り過ぎてしまうものにも気づくことができた」という声が上がっていました。

自分の暮らしをおもしろくすること、まちの中に居場所をつくることなど、まちシル後も先生に質問をしたり、KISSA TENでお茶を楽しんだりと盛り上がっていました。

葉山さんたちは「古いものは一度壊したら元には戻せないから、できるだけまちの中で循環させたい」という想いを持って活動されています。まちのファンになって遊びに来るのもいいですし、PEP UP CIRCLEのサポーターになるのも関わり方のひとつ。
岐阜駅から電車で10分ほどの場所なので、ぜひまた各務原を訪れてみてくださいね!
レポート/菅原春香
写真/水野由菜・菅原春香
先生

葉山 瑛介 / PEP UP CIRCLE 共同代表/まちの交民館 十'|TEN 番頭
1997年生まれ。2022年に使われなくなった古材や古道具などのレスキューと販売、それらを利用したリノベーションや制作を行う「PEP UP CIRCLE」を立ち上げる。2024年1月、まちの中でモノやヒト、コトが廻り変化していく拠点として、「まちの交民館 十'|TEN」をスタート。 インスタグラム TENの紹介記事