授業詳細
CLASS

猫とわたしのあいだにあるもの−名古屋市動物愛護センターを訪れて考える
開催日時:2026年05月09日(土) 13時30分 ~ 15時45分
教室:名古屋市動物愛護センター
レポートUP
先生:
名古屋市動物愛護センター職員 /
村田亨 / 心音Books館長、一社)ペット後見支援センター「シェイクしっぽ」代表理事
カテゴリ:【くらし/大ナゴヤの日】
定 員 :25人
※2026年5月8日(金)12時まで先着順でお申し込みを受け付けます。
※授業運営の都合上、申込後のキャンセルはご遠慮ください。しかしながら、体調面への不安などがある場合は、その限りではございませんので気軽にご相談ください。
かわいい存在。いっしょに暮らす家族。
それとも、まちのどこかで見かける、少し距離のある存在でしょうか。
今回の授業では、名古屋市動物愛護センターを訪れ、
施設の見学や取り組みのお話を通して、
人と猫との関係について、あらためて見つめてみます。
目の前にいる猫たちは、どこから来たのか。
どんな時間を過ごして、ここにいるのか。
その背景には、飼えなくなったり、行き場を失ったりした現実もあります。
それを知ったあとで、もう一度「猫」を見たとき、
自分の中にどんな変化が生まれるのか。
見学の後は、感じたことを持ち寄りながら、
「自分にとって猫とはどんな存在か」を静かに考える対話の時間。
最後に、心音Books 店主・村田さんのお話も。
本や場づくりを通して、人と動物との関係を見つめる取り組みに触れます。
答えを出す場ではありません。
ただ、それぞれの中にある見方や感覚に、少しだけ目を向けてみましょう。
「かわいい」の、その先へ。
猫について、ゆっくり考えてみませんか?
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※授業後は、「名古屋市動物愛護センター」から徒歩25分くらいの「心音Books」さんで、交流会を実施します(任意参加)。猫や犬のことをもっとしりたくなった方、ワークショップで話したりなかった方、『心音Books』に集まりましょー!
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<スケジュール>
13:15 受付開始
13:30 授業開始
13:45 施設見学、名古屋市動物愛護センターの取り組み
休憩
15:00 ワークショップ(対話の時間)
15:30 心音Books 村田さんの取り組み紹介
15:40 感想シェア
15:45 授業終了
*16:30 心音Booksで交流会を実施(任意参加)
まずは、猫にまつわるエピソードを交えての自己紹介からスタート。
猫と一緒に暮らしている人、猫との出会いを探し中の人、犬派だけど猫の魅力を知りたい人など、さまざまです。

次に、本日の先生である名古屋市動物愛護センター所長の山岸さんから、名古屋市における動物愛護の状況やセンターの概要にういてお話を伺いました。センターは公衆衛生を守る行政機関であり、殺処分ゼロをめざした取組を進められているそうです。


その後、センター内の施設見学を通して、そうした取組みや工夫を垣間見ることができました。
令和4年に設置された猫専用の施設「にゃごラーレ」では、猫の健康状態などに応じて部屋が分けられていました。譲渡会に出しても大丈夫な子たちのケージには、紹介カードが貼られています。性格や特徴に加えて、猫同士の相性や人との相性も星の数で表されており、猫と人が上手にマッチングできるような工夫がされていました。

また、譲渡できる猫や犬が過ごす「愛護館」は、月曜日以外は開館しているそうです。今年3月には、より多くの猫を見せて譲渡を進めるために増設されたばかり。“毎日が譲渡会”という説明もあり、足を運びやすいオープンな雰囲気が感じられました。



さらに、保護した猫が最初にやってくる「管理棟」や、高齢・病気の犬が過ごす施設なども見学しました。どの施設も、一般的にイメージされるような「保護センター」の暗さや怖さはあまり感じられませんでした。
見学を終えたあとは、4人1組で対話するワーク。今日感じたこと・考えたことをアウトプットします。

まずは見学の感想をシェア。センターの清潔さ、職員のみなさんの愛情ある施設運営への感動などが挙げられました。
続いての対話のテーマは「地域にとって猫はどんな存在?」です。
自分の地元と名古屋市を比べてみたり、地元で見る猫のことを思い浮かべて話してみたり、地域猫の活動を考えてみたり・・・。自分の言葉で「地域と猫」に対する考えや感じていることを、率直に交わし合いました。
また、本日のもう一人の先生である村田さんからもお話を伺いました。退職後に始められた心音Booksは、人と本と犬・猫をつなぎたいという思いから始められたヒトハコ本棚の拠点です。まさに学生のみなさんの中には、心音Booksの本棚オーナーとのつながりで参加した方も多く、猫をきっかけに人がつながる温かさを感じました。

さいごに、学生のみなさんから見学や対話を通しての感想が共有されました。
「猫が良いかたちで家族が見つかるといいと思った」
「猫に幸せになってほしい。地元の地域猫を見守っていきたい」
「大人の保護猫をお迎えしてみるのもいいな」
「動物愛護センターは暗いイメージがあったが、思いやりと愛を感じる施設だった」
「猫たちを見てかわいいと思う反面、複雑な気持ちにもなった」
「センターでは、猫を引き取ってもらえる工夫を多くしていることが分かった。家族にも今日知ったこと・見たことを共有したい」
「このような動物愛護センターが名古屋市にあることが誇らしい」
名古屋市は、「名古屋市人とペットの共生推進プラン」が策定されるなど、動物愛護の取組は全国でも先進的だそうです。山岸さんの「殺処分ゼロの先は、動物愛護センターがなくてもよい社会になること」という言葉が印象的でした。名古屋市動物愛護センターの存在を周りの人に紹介するだけでも、センターへ足を運ぶ人が増え、殺処分ゼロにつながるのかもしれません。
地域で猫が幸せに暮らすために、自分にできることはなんだろうと考える日になりました。

レポート:あみ
カメラ:てつ
先生
名古屋市動物愛護センター職員 /
村田亨 / 心音Books館長、一社)ペット後見支援センター「シェイクしっぽ」代表理事
1983年立命館大学産業社会学部卒業。(株)リクルートに入社し、都市再開発事業に従事。 日本生活協同組合連合会に転職し、PB商品の開発・マネージメント、中期計画立案に従事。 2021年3月、役職定年を契機に退職、古巣の名古屋市に戻る。 ナゴヤ商店街オープンに参画し、大曾根商店街の活性化プラン「つどいタウン(原案)」を策定。 「みんなの図書館さんかく」を視察し、犬と猫と人と街の接点となる場所を構想。 2022年10月、名古屋市千種区本山に心音(しんおん)Booksをオープン。
今回の教室
名古屋市動物愛護センター
住所:〒464-0022 名古屋市千種区平和公園二丁目106番地
アクセス
地下鉄名城線自由ヶ丘駅2番出口から徒歩15分(鹿子公園を経由ください)
基幹バス2(名古屋駅-猪高車庫) 千種台中学校から徒歩10分(鹿子公園経由を経由ください)
地下鉄東山線星ヶ丘駅から市バス「自由ヶ丘行」で平和公園南下車、徒歩15分
駐車場:あり
名古屋市動物愛護センター駐車場:https://maps.app.goo.gl/bg3XNHJq8FDwjd4f9
地図を見る
名古屋市動物愛護センターは、動物愛護を基本理念とし、緑の中の「人と動物のふれあいの場」として多くの方に親しんでいただく機会を提供するとともに、動物愛護と適正飼養を普及啓発するための教室・イベントの開催や、犬猫等による危害・迷惑を防止する業務を行っています。









