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服部 充代  MITSUYO HATTORI

「中川運河キャナルアート」実行委員会 委員長    like air + water, co.ltd.  主宰

いつから「水」とか「空気」とか、頭に浮かぶようになったのか、覚えていません。
NYで暮らしていたときから、ただ何となく、
自分の名刺や、フリーの仕事でプロダクトのデザインをしたときなど、
まるで、自分を表すツールか何かのように、
“like air + water” と記すようになっていました。
「水のように…空気のように…」
あたりまえのように、ただそこにある…
飾ることもなく、ありのままの姿で、真実があるだけ…
でも、それで充分じゃないか…。
そう気付いたとき、とても自由に開放された気がします。

NYという、世界中から様々な肌の色と、
バックグラウンドをもった人たちが集まる、あの場所で、
結局のところ、私の行き着いたところは、「ありのままでいい…感じるままでいい…
大切なのは、真実、つまり水のように、空気のようにあること…
自然に自分らしくいればいい…ただそれだけでいい…」
と言うことでした。
ちょっと格好良すぎますかねぇ。

ですが、こんな風に感じるようになったのは、
人種の坩堝で、毎日エキサイティングな生活をして、
目まぐるしい渦の中で生活をしていた…からではありません。
実は、理由はその全く逆の側面があったからこそ…、なのかもしれません。

あの密度の濃い、ストレスフルなカオスの街でありながら、
その全く逆の要素、つまり、「アート+自然+水辺」があり、
それが人々の生活の一部にあり、両方の側面がしっかりと共存している。
だから、どんなに忙しい毎日でも、しっかりと自分を解放し、自然な姿にリセットし、もともともっている五感を健康な状態に呼び覚ましてあげることが出来る。
そんな環境に、しばらくの間、身を置いたからなのかもしれません。

名古屋にもそんな場所があったら…
街も人も、もっと素敵になれるのに…

名古屋に戻ってから、ずっとそう思っていました。

ですから、中川運河に遭遇したときは、
まるで宝物を見つけたような気分で、興奮してわくわくしたのを今でも覚えています。
中川運河には、これからの名古屋を変える力がある!
そう確信しました。


中川運河キャナルアート
http://www.canal-art.org/

like air + water, co.ltd.
http://www.likeairandwater.com

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